茨城といっても埼玉の栗橋や幸手のとなりなので
国道4号線を使い車で約1時間
用事をさっさと済ませるとちょうどお昼
いつものように携帯で食べログをチェック
近場のお蕎麦屋さんを検索したら
隣町の境町に
そば粉にこだわり
石臼まで開発してしまったという
お店を発見
行ってみることに
五霞町から車で15分ほど
あまり開いてるお店が少ない
昔の商店街にそのお店はありました
店に入ると右側に
粉を選別、製粉する作業場
その奥に蕎麦打ちのスペースがガラス越しに覗けます
4人で行ったのでそれぞれ注文して待ちます
テーブルの上には綺麗な蕎麦の実が
それを運んできてもらったそば茶と共に食すと
徐々に体の中はお蕎麦色のグラデーション！？
まずは「白えびの天ぷら（880円）」
緑がかった抹茶塩？につけていただきます
頭はカラッと揚がり香ばしく
尾身は甘みがあってやわらかい
続いて「舞茸の天ぷら（820円）」
大っきくて厚みがあるので
噛むと舞茸の香りが中からドバッと出てくる感じ
こちらはつけ汁で頂く
舞茸独自の強い芳香にはこの食べ方がお奨め
お蕎麦は「もり（750円）」をいただく
「彩美そば」「全粒そば」限定の「十割そば（200円増し）」を選べる
自分は「彩美そば」を選択
写真ではわかりにくいが
細切りだが細すぎないその蕎麦は
薄く緑がかって表面は少しザラついている
水切りが良いのでさっさと食べないと喉越しは悪くなってしまう
ツレは全粒の海苔かけ
色は濃く延ばしも切りも太めの田舎そば風
つゆは辛くなく出汁と醤油のバランスが取れているが
太めな蕎麦にはやや弱いか？
あとで濃い目の蕎麦湯を入れると薄まりすぎてしまった
デザートに「そばがきぜんざい（850円）」と
「そばアイスクリーム（320円）」をいただいた
甘いもの好きには堪らない逸品ですが
どちらも甘すぎず繊細な味を楽しめます
全体的に野趣あふれたガッツリ系ではなく
お蕎麦の持つデリケートさを更に繊細に表現しようとする
店主さんの気持ちが料理だけでなくお店全てに感じられる
そんなお店でした
ご馳走様でした
蕎楽 （そば / 境町その他）
★★★★☆ 4.0
