赤嶺知矢子です。
私、自分で自分のご機嫌を取るのは割と得意なんです。
でも、それでもどうにもならない時はあって。
原因がわからない時。
探っても探っても、どうにもわからない。
落ち着かない。
そういう時、ある曲を聴くと泣けるんです。
『心の奥は未だ 見せられないよ臆病
身勝手 でも寂しがり 笑って でも泣きまくり
不安定な情緒すべて 君のせいにしてたり
鏡の中で笑えば
そんなに強くはないと 君には知って欲しい
自信に溢れた僕は
我が人生で一番好きと 言えたらって思ってる』
↑歌詞の一部抜粋。
全体を聴いたら恋愛の歌に感じる人が多いかもしれません。
でも、私はこれを自分への愛の歌だと思ってる。
臆病で不安定な自分を
僕がいるよ、と語り掛けるもう一人の自分。
自分にとって自分が一番の理解者でいる。そんな歌。
その、心から語り掛ける愛が溢れてる。包み込む優しさに溢れてる。
私がこの曲を聴きたくなるのは、ある種の衝動。
そして思い出す。私には私がいるんだって。
そうして、落ち着きを取り戻す。
*
片付けと何の関係が?って思いますか?
お片付けには、自分が自分を思い出す、その過程があるのです。
モノと向き合うことで思い出す、忘れていたもう一人の自分。
そうして、知る。大丈夫なんだってことを。
人生において大事なことは
片づけられることではなく、
自分を自分で支えられることだと私は思っています。
自分のご機嫌は自分でとる、
それは最愛の自分を自分で支えられる人になること。
その為の道が、お片付けです。
「こんなに愛していると君には知ってほしい」
もしかしたら、こんなメッセージが自分からあるかもしれません。