赤嶺知矢子です。
5/15(土)〜3週連続で出演させて頂いたFM世田谷・玉城ちはるさんの番組
『心の参観日』
その収録内容をまとめました。
アーカイブに残らないため、
お聴き逃しの方にも
もう一度聴きたい方にも
文字が好きな方にも
私のお片付けを
初のチャレンジ・文字起こし
やってみました!
ぜひこちらの1週目からお読みいただけたら嬉しいです。
***
5/22(土)10時~10時30分
2週目は、これらの資料を基にしています↓↓
<START>
ちはるさん(以下:ち):おはようございます。3週に渡ってお話を伺っています、整理収納研究家の赤嶺知矢子さんです。おはようございます。
知矢子(以下:知):おはようございます。よろしくお願いします。
ち:先週は「お片付けをするとあなたの中のエネルギーがきれいに流れるようになります」、これは家の中がすっきりしてくると家の中がパワースポットになって居心地がいい、という事でした。実は、知矢子さんは約1年に渡って私の家の整理整頓を教えに来てもらっている先生でもありまして。家が片付くまでは気分転換のためにわざわざカフェに行っていたのが、家が片付いたから家で気分転換できるようになりました。
知:おー素晴らしい!
ち:私の中のヘドロのような血が見事に流れ落ちました。もちろん家の中のことですが。
知:わー嬉しいです!ありがとうございます。
ち:でも、まだ途中なんですけど。
知:そうなんですよね。
ち:あと洗面台と、私のクローゼットと(笑)最初は1回で終わろうと思っていたら、家全部ひっくり返してやってもらってる事になってますので。
知:そうですね(笑)
ち:さあ、先週のお話から、じゃあ具体的にどうやる、お片付けのコツって何なの?っていう部分をリスナーさんに今週お届けしていきたいんですけど。
知:はい。
ち:これは、どうなるんですか?お片付けのコツをお願いします。
知:コツとしては、順番が大事なんですよね。
ち:はい。
知:お片付けには「選ぶ」作業と「仕舞う」作業があるんですけど、絶対に「選ぶ」からするっていう事ですね。
ち:「選」ぶとは?
知:「選ぶ」とは、片づけようと思った所のモノを一回全部並べるんです。
ち:1回全部出して?
知:全部出します。隅から隅まで全部。
ち:うんうん。
知:そうしたら、ひとつひとつをちゃんと見るんですよ。
ち:ひとつひとつを。
知:持って、持ってもわからなかったら抱きしめてもいい、ぐらい。感じて、とりあえず感じて。
ち:はい。
知:必要か必要じゃないか、を分けます。
ち:この、必要か必要じゃないかを先週聞いた未来への不安、今いらないけれどいつか使うかもしれない、っていうのすごく困るじゃないですか。それはどっちに入るんですか?
知:ほぼ不要です。
ち:(笑)じゃあそういう時はスキ・キライで選んでもいい?
知:基本的にスキ・キライなんです。基本的に好きなモノって持った時にちゃんと自分の感覚で分かるんです。
ち:分かる!絶対に捨てたくないティーカップとかある、うん。
知:ありますよね。目で見ただけじゃ分からないけど持ってみたら分かるものって結構あるので、そこでスキ・キライを選びます。
ち:うん。
知:でも、頭で考える癖が強い人はそれが苦手なので、そういう人は、そのモノが「いま、自分に時間とお金を生んでくれるかどうか?」でも選べます。
ち:でも、食器が自分にお金を生むかどうかって分かりづらいと思うんですが。例えばカフェタイムとして、私は家でパソコン仕事をするけどどうせ1杯飲むなら好きなカップで好きなコーヒー淹れて飲むっていう、その時にプラスに何かが生まれてくるっていう事を言ってるんですよね?
知:そうですね。
ち:コップはお金を生まないけど。
知:コップはお金を生まないけれども、その(自分が満足する)時間を与えてくれる。
ち:確かに。至福の時をね。
知:でも、いつか何かには、今の自分に何も与えてくれないんですよ。
ち:そうなんですよ。もう5年服とか。次クローゼットやるから、5年着ない服を捨てる作業を今しています。
知:おお!
ち:そういう事ですよね。
知:そういう事です。
ち:場所だけ取って、着もしないから。
知:はい、家賃代払ってます(笑)
ち:あっ!なんてことを!あの洋服は家賃代払ってるんだ、、スペースね、他の洋服入れらないもんね。
知:はい。
ち:そういう事か。
知:そうなんですよ。
ち:で、そのスキとか時間とか生むモノを残すんですか。
知:はい。
ち:だけを?
知:だけを残す。そうすると結構減ると思うので、次の「仕舞う」っていう作業が楽になります。
ち:ぐちゃぐちゃになるっていうのは、オーバーしてるんだよね。
知:そうなんですよ。
ち:仕舞うべきスペース、もう僕これいっぱい!っていうのに、肉まん1000個!みたいな。
知:(笑)
ち:1000個は入りません。ていう話なんだよね。
知:多くの人が収納からどうにかしようとしてしまうから(上手くいかない)。
ち:すぐ棚を増やしちゃいけない。ニトリに行って棚が増えたら、その「棚」が増えただけなんよね(笑)
知:そうそうそう!(笑)
ち:仕舞えたけどって(笑)
知:仕舞えたけど、なんかすっきりしない。
ち:だって「棚」が増えたから(笑)
知:そうそうそう(笑)
ち:そうなんよねぇ。
知:次に「仕舞う」作業は、ふたつあります。グループ分け、つまり「類は友を呼ぶ」です。…分かりづらいですよね?(汗
ち:いえいえいいですよ、先生自信を持ってください。仕舞う時はグループ分けで「類は友を呼ぶ」。その心は?
知:その心は、素材別です。
ち:例えば?
知:例えば、木製のモノは木製同士で寄り添わせると、すっきり収まるし見た目も落ち着く。
ち:うん、わかるわかる。キッチンのカトラリーを知矢子先生が入れて、木と鉄を分けただけでカフェ感で出たもんね。
知:違うんですよね。
ち:無印ショップ?無印のお店?みたいな感じになった。うちのごっちゃごちゃのキッチンが。
知:割と多くの人が、用途別とか使用頻度で分けがちなんですけど、そうすると把握が難しい。
ち:(使用頻度で)分けちゃう。
知:自分が何を持っているのか、どれがどれだけあるのか、が分からない。
ち:うん。
知:でも、素材別つまり「類は友を呼ぶ」で分けると把握ができるんです。
ち:確かに。バターナイフは木と鉄が1本ずつあるわ。
知:うんうん。分かりますよね。
ち:前は木が3本あったんだけど(笑)バターナイフそんないらんよね(笑)わかる、グループ分けね。
知:はい。グループ分けが終わったら、実際に仕舞う作業で、使用頻度と大きさと重さを総合的に判断して収納します。
ち:例えば重いものは?
知:重いものは、出すのが大変なので「下」ですね。
ち:キッチン回りだと?鍋とか?
知:鍋とかですね。水物のストックも「下」。
ち:カップ麺とかは上でいいって事?
知:カップ麺とかは上。よく使うものを目の高さから腰の高さにすると、導線的にとても使いやすい。
ち:うん、楽。
知:あとは重さで、上か下か。だからカップ麺は上ですよね。鍋やホットプレートなどは下。
ち:でも菜箸とかそういうのは、パッと出したいから、
ち・知:腰ぐらいの高さ。
ち:かぶっちゃったけど(笑)その辺に大体あるある。
知:まずグループ分けから。間違えがちな使用頻度別で分けることを絶対にやめること。
ち:それが不思議よね。普通は絶対使用頻度でまとめちゃう。
知:使用頻度って割と結構変わっていくんですよ。
ち:例えば?
知:例えばお箸。いつの間にか増えてた、みたいなことありません?
ち:あるある。あと、いつの間にか片割れがいない。「あれ、捨てたんかな?」ていう。
知:ということは、忘れ去られていくものが増えていくんですよ。使用頻度別で分けると「(モノが増えたときに)入らなくなったからこっちに入れとこう」という事になって、(どこに何があるか)自分の中で混乱してきちゃう。
ち:うんうん。
知:でも素材別に分けてると、「(入れる場所は)こっちだなあっちだな」っていうのも分かるし、「ここに入らないからに別の所に入れよう」っていう事もなくなるんです。
ち:なくなるなくなる!そうそうそうそう!そういう事ね。
知:はい。
ち:スープを飲むときに、鉄のスプーンだと子どもが熱いっていうから木のスプーンで飲むんだけど、素材別に分けるようになっていなくならなくなった。
知:そうなんですよ。
ち:まあ、たまーに捨てちゃうんだけど(笑)ただ減るだけ(笑)
知:(笑)減ったら減ったなぁ⤴、って分かるから買えるじゃないですか。
ち:(笑)減ったなぁ⤴と思ってこの度また買いました。「なんで木のスプーンてなくなるんじゃろ、あ捨てたなぁ⤴」って(笑)
知:使用頻度ってそれなりに変わっていくので。
ち:そうだね。
知:でも素材って変わらないので。置く場所も変わらないですからね(笑)
ち:そうですね。大事です。ありがとうございます。一番ハードル高いのは「選ぶ」だなっていうところが改めて分かりました!では今週も大好きな嵐を紹介してくれるということなんですけど、どの曲でしょうか?
知:嵐のDaylightです。
ち:聴いてください。
― Daylight ―
ち:お聴きいただいたのは嵐のDaylightでした。さあ、そんな赤嶺知矢子先生にやっぱり話を聞いていたら家に来てもらわないといけないと思ったそこのあなた。私と一緒ですね。お教えしましょう。TIME TICKETというサイトで[赤嶺知矢子]と検索して頂くと『画面越しでもわかる!お片付けに絶対に必要なコツ掴めます♪』が出てきます。今日習ったような「選ぶ」「仕舞う」をもっと細かく、お片付けするためのポイントなどもZOOMで教えて頂けるようになっておりますので、一度TIME TICKETで[赤嶺知矢子]検索してみてください。ということで、今週のゲストは赤嶺知矢子先生でした。ありがとうございました。
知:ありがとうございました!
***
以上、2週目の放送内容でした。
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玉城ちはるさん
FM世田谷