赤嶺知矢子です。




いつぶりか、久しぶりに土日に予定がなく



土曜日は家族で、

日曜日はひとりで、



すぐ近くにある実家に行きました。




(飼っている猫の具合が悪いので、まめに帰るようにしています。)



ひとりで実家に帰る事は用事がある時で


今回みたいに、

子どもも連れずに帰って

猫を撫でつつ録画を見て
ご飯食べたりおやつ食べたりしながら
のんびり過ごす


なんて初めてでした。



でも、帰ろうとしたら強めに引き留められ

夕飯も一式持たされました笑




婿も孫もいない、


夫婦と子どもだけ。


子どもが大人になると

有りそうでなかなか無い、その時間が妙に嬉しかったみたいです。



そんな風に喜んでもらえる事にびっくりしつつ、



また

ひとりで行こうと思いました。







前置きの近況報告が長くなりましたが、親にまつわるお話を。




私の両親は

『捨てる』が割と苦手、な方です。



(両親の年代では『捨てる』が得意な人の方が珍しいですが。)



もったいない、を当たり前のこととして育てられ
ると『捨てる』に抵抗があり、

『もったいない精神』を心に持ち育ちます。




私は


片付けの大きな壁である『もったいない』


これを乗り越える事は

親から自立する事でもある、


と考えています。




親になってわかった事は、

親だって人間で正しいも間違いも迷いも全部持っている

という事です。



完璧でも完全でも、ないのです。


という事は、

その教えも一生かけて守る必要はないのです。



育ててもらっているうちは、

親の決めたルールで生きる。当たり前です。




ですが、経済的にも自立した大人が


親の教えに縛られて生きる必要はないと思うのです。




離れていい。


自分のルールを作っていい。



自分のルールで生きて、いいのです。





血は繋がっていても同じ人間ではないから。




親にとって良い事が、私にとって良い事とは限らない。



守りたいこと、

繋げていきたいこと、

必要なこと、


それらは大切に持っていく。




でも、そう思えないことは

そっと手放す。



それが、本気の親離れ♡








『もったいない』から捨てられない、


それは


モノに支配されている、もしくは親(そして世間)に支配されている

かもしれません。



それが悪いと、言っているのではありません。



ただ、


そこを

自分で認識できているかどうか。


ここが大事です。



支配されているな、と自分で認識できれば


その支配されている自分、と向き合うことができる。


向き合うことが出来れば、選択をすることができる。



このまま持つか?手放すか?を。



その瞬間じゃなくても、少し時間が経ってからでも。




もちろん私も

その『もったいない精神』を持っていますので



悩むことももちろんありますが



自分と向き合う事で自分を把握し


その瞬間、もしくは時間を置いて、



自分にとって良い選択と思える方に決めています。










自分で認識するって、

よくわからないものに振り回されずに済むから

楽になります。




『もったいない』にしがみついてしまうのであれば


自分がどんな状態か、見つめてみてください。


見つめた先の自分の状態を、眺めてみてください。




少しずつ

見え方、感じ方、捉え方が



変わっていきますよ♡