整理収納研究家*赤嶺知矢子です。
家事が好き。
いまは、好きです。
でも、ずっと好きだったわけじゃありません。
家事力を身に付けた理由は、いま思い出しても気分が悪い。
それは父親と暮らしたからです。
この力を身に付けたのは
いま仕事に通じてるから良かったとは思うけど、
まだまだ未熟な私は
感謝はしたくないですね。
不穏な始まりですが
知りたい方は、続きをどうぞ。
***
私は、大学生のときに
いまの家事力をすべて身に付けました。
大学3年の頃には
誇張もなく、家族がいる主婦並みでした。
1人暮らしをしたからじゃないです。
父親と暮らしたからです。
(詳しい事情は説明が面倒なので、省きます。)
「本当に主婦みたい。」
って、私の生活を聞いた人の感想が、絶対にそれでした。
ですが、
父は娘に対して理想が高く、
それをすっごい押し付けてきて
若かった私は、それにすごく対抗してしまったのです。
いま思えば、なんて素直だったのでしょう。笑
女なんだから、とそれ(主婦のように家事をこなしている私)を認めようともしない父親に
あんなことやこんなことを言われて(自主規制)、
その言われたことが悔しすぎて
「娘にお弁当まで作ってもらってるくせに!あんだよ!!!」と思いつつ、
さらに能力を上げていったのです。
バイトから帰って、コンロ回りと五徳の掃除とか。笑
仕事行く前に朝ごはんとお弁当(父親分含め)、夕飯まで準備、とか。笑
まじめに思い出すとゾッとしますね。
対抗心の矛先が父親の思う壺すぎて愕然とします。
アホすぎてちょっとかわいいですね。笑
いまあんなこと言われたら、すべて放棄してやるのに←
さらに、掃除で運気アップのブームだったから
毎日床の水拭き、玄関もまるっと水拭き、とか笑笑
いつ結婚しても何も困らないものを、
大学生で父親と暮らしたことで身に付けたのです。
*
いまの私は幸せに家事をしていますが
あの頃の私にとって家事は
父親から自分を守るための、鎧のようなものでした。
だから、主婦並みにできることに喜び(自尊心が高まるから)はあったけど
家事をすることは幸せではなかったのです。
それが、
結婚して、子どもを産んで、さらに家事が辛くなり
そこから脱するためにたくさんのことを振り切って
いま、幸せに家事をする、幸せに家事をする秘訣を伝える私がいます。
***
誰かのために、誰かから自分を守るためにやることというのは
おすすめしません。
理由は、すべて自分に。
主語を、『自分』に。
それが幸せになれるための方法です。
あなたが、家事をする理由はなんでしょうか?
少し考えてみてください。
その理由を、自分の中にみつけたとき、
きっと家事が好きになると思います♡