整理収納研究家*赤嶺知矢子です。
突然ですが
私は、完璧を目指したい人間です。
部屋はいつでも完璧に整えていたいし、
どんなときでも、どんな場所も、
目に入るすべてがキレイなものがいい。
できることなら、そうであってほしい。
だから、いつでも完璧を目指したい。
ですが、そんなことは到底無理なのです。
人間ですもの。女ですもの。
で、そんなことはどうでもいいのです。←
ただ、私はそうである、ということを、
私自身が理解していることがとても大事なのです。
*
なぜ大事なのか、というと
『完璧に終わらせたい』という思いと、
体力や気力といった自分のエネルギーは
必ずしも イコール ではない、
からです。
イコールではない、ということは
完璧に終わらせたいという思考の欲求に従うとき
その時の自分のエネルギーが高ければ(体力がある、気力がある、余裕がある)望む結果が得られますが、
エネルギーが低ければ体への負担が大きく、
望む結果を得ると引き換えに、元から少なかったエネルギーがさらに減るのです。
思考の奴隷として体が使われてる状態になってしまうのです。
*
私は、完璧をよし、とするあまり、このドツボにはまり
家事のみならず、育児でも
かなり辛い思いをしました。
そもそも、完璧なんてないのに。
完璧を目指すのではなくて、
自分の思考と、いまの自分の状態が心地良く共存できる場所を、その時その時、探せばいいのです。
いまはなんもできない、で『ゼロ』、
今日は気持ちが落ちてる、だから『30』、
今日は気持ちは上がってるけど、肩が痛いから『50』、
さっき『50』だったけど、体も楽になってきたし『80』、
朝から元気いっぱい!今日は『100』!
『100』と思ったけど、疲れたから、これから先は『20』、
その時、その時、自分が心地良い選択を。
正解はないのです。
***
『家がきれいであることが私にとってのプラス、整っていないことはマイナス』
と、自分の中で心地良いポイントが明確にあるので
他の人からしたら、そこまでしなくても、ということもするのです。
それは、わたし自身のために。
片付けも、家事も、終わりはありません。
だからこそ、
無理をしない。無理もさせない。
その時、その時、心地良い選択を。
ほんの一瞬、自分に問いかけてみてください。
いまやる、あとでやる、やらない。
育児に心が折れて爆発しかけた私が、これを知って、今があります。子どもとの関係もとっても心地良いものになりました。
家事も、完璧を目指さなくなって、好きになりました。今は、家事も楽しい。
めんどくさい、やりたくない、そう思う気持ちの根底にあるものは?
長続きするには理由があります。
楽しい、には理由はありません。
でも、楽しいをみつける方法はあります。
自分の心地良くいられるポイントをみつけることです♡
ゼロか100、以外の選択肢を持ちましょうね、というお話でした。
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<ラジオ出演>
【みきのホッとCAKE TIME】
私のお片付けに対する思いやお片付け論が、これを聴いていただけたら全体がわかってもらえる内容です。
家事やお片付けの作業中などにぜひお聴きください♡
<テレビ出演>
Cwaveインタネットテレビ【日曜日の魔女達】
『ちゃこの突撃お片付け』/隔月出演
3月は押入のお片付けについてです。少しでも参考になれば嬉しいです。