おはようございます。
整理収納研究家*赤嶺知矢子です。
昨日の記事の『布巾の煮洗い』から
重曹について、
もう少し詳しく書いていきます。
*
重曹は酸性なので
アルカリ性の汚れに効果を発揮をします。
酸性の洗剤の代表として
・重曹
・セスキ炭酸ソーダ
・炭酸ソーダ
がありますが、
それぞれpHの強さが違います。
※過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)は
ざっくり言うと炭酸ソーダに水と酸素を混ぜたもの。上記3つのアルカリ剤とは少し性質が違うようですので、ここでは省きます。
なので、
同じアルカリ剤であっても
<水への溶けやすさ>
<油汚れの落ちやすさ>
<洗濯効果>
も違うのです。
その違いが
わかりやすく一覧でこちら載っています↓↓
石鹸百貨「重曹・セスキ炭酸ソーダ・炭酸ソーダの比較」
重曹のみ一部抜粋しますと
水にやや溶けにくい
油汚れの落ちやすさ : △
洗濯 : ×
クレンザー : ◎
消臭 : ◎
そして
アルカリ剤の特性は
①油汚れ、皮脂汚れに強い
②たんぱく質汚れに強い
なので
キッチン周り・お風呂掃除・洗濯等々
家の中のお掃除に大活躍する
というわけです。
*
また
石けんと重曹の違いですが、
・石けん→界面活性剤(油脂と水を混ぜ合わせる力)
・重曹→アルカリ剤(酸性を中和する力)
となります。
これだけだと
なんのこっちゃ、ですよね。
洗濯
を
イメージしてみてください。
重曹のアルカリ剤(酸性)が
衣服の皮脂(アルカリ性)を中和して溶かし、
石けんの界面活性剤が
それをキャッチして水に留める。
※正確には重曹は洗濯にはあまり向かないようです。あくまでイメージ。
なんとなくイメージつきましたか?
一括りに洗剤と言っても
それぞれです。
目的によって
使い分け
してみてください♡
最初は面倒くさいと感じるかもしれません。
でも
汚れの性質と
洗剤の性質を
理解すれば大丈夫!
難しい事ではないんです。
用途別の洗剤を買わずに、
多用途に使えるものを使いこなせる。
とても楽ちんですよ♡
*
布巾の煮洗いは、
定期的に行うのがおすすめです。
重曹は
手軽に使えるので数日置きの煮洗いに。
石けんは
手間がかかるので、月1回の念入りに煮洗いに。
頑張らないけど、ときどき頑張る!
ご自分のペースで
使い分けてみてはいかがでしょうか![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/002.png)
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石けんでの煮洗い方法についてはこちら↓↓