映画「アナと雪の女王2」…盤石の出来の続編. | チャコティの副長日誌

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主役になれない人生を送るおじさんの心の日記.
猫と映画、絵画、写真、音楽、そしてF1をこよなく愛する暇人.
しばし副長の心の彷徨にお付き合いを….

 



原題:Frozen II 制作年:2019年 制作国:アメリカ 上映時間:103分
 

金曜は朝早くから雨の中をウォーキング、なにせ「歩活」中だからね.
その後循環器へ定期健診.体重も減り数値も良くなり、サディステック女医さんもご満悦.

気軽に「歩活」について世間話しなど…(笑)、診断もへったくれもない会話.

そそくさと、医院を脱出して柏のTOHOシネマズ柏へ.この日公開の話題作を.
土日だと、ガキが来るからね、金曜に観ておこうと.ところがあにはからんや、
就学前のガキ(幼稚園をサボっている)と同じく学校をさぼっている中高生が…(笑).

ふだん映画館に来ない人種だらけで、マナーもへったくれもない….
そんな環境で観たのは本年累積199本目.

世界中で社会現象を巻き起こし、日本でも歴代3位となる興行収入255億円を
記録した大ヒットディズニーアニメ「アナと雪の女王」の続編.

雪と氷に覆われたアレンデール王国に陽光を取り戻し、深い絆で結ばれた姉エルサと
妹アナ.氷や雪を操る魔法の力を持つ“ありのままの自分”を受け入れたエルサと、
明るいキャラクターが持ち前のアナは、仲間たちに囲まれて幸せな毎日を過ごしていた.

そんなある日、エルサにしか聞こえない不思議な歌声により、姉妹は未知の世界へ
と導かれる.それは、エルサの魔法の力の秘密を解き明かす冒険の始まりだった.

姉妹は仲間のオラフやクリストフとともに、数々の試練に立ち向かっていく.
前作に続きエルサとアナの声をイディナ・メンゼルとクリステン・ベル、
日本語吹き替え版では松たか子と神田沙也加がそれぞれ務め、
監督も前作のクリス・バックとジェニファー・リーが続投.

以上は《映画.COM》から転載.
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松たか子の圧倒的ファンゆえ、吹き替え版を選択.字幕版の素晴らしさにも
憧れるが、ここはやはり松たか子と神田沙也加に身を委ねよう.
意外と伸びのある歌声はやはり魅力だ.

ストーリーはガキ向けでは無いような気がする.観終わった後、幼稚園児は
キョトンとしていた.エルサの自分探しの旅、両親の謎を探る旅、そして自分の
特別な力の謎探り…最終的にはアナとの別れ別れの生活.

映像は見事に浄化されてきている.前作の儲けがつぎ込まれている?(笑).
水のシーン、氷の世界の表現、そして意外なのだど紅葉の表現は見事.
主人公たちの顔の質感も向上、オラフの鼻のニンジンがリアルなのだ(笑).

突っこみ所もある、エルサの能力の謎は分かっても、なぜアナにその能力は
ないのか、とか.エルサのレズビアン説は疑いが晴れないままだし(笑).

前作よりもミュージカル的要素が多いように感じる.素直に歌と楽曲を楽しむ
べきなのであろう.別れ離れで暮らしても、まだまだ続編が作れる終わり方.

稼ぎ頭のこのシリーズ、まだまだ続きそう….


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