現在、主人のサバティカル研究に帯同しパリ在住の為、お菓子教室はお休みしています。
再開は2018年10月の予定です。

bonjour.

パリは今、夜11時です。

怪獣くん火曜日の夕方から酷い咳と共にパリに来て初めて39度の高熱。
水曜日は1日中39度超えの高熱が下がらずガーン
解熱剤を飲ませても下がるのはせいぜい2時間。
木曜日は朝には解熱し日中は元気でしたが、夕方からやはり39度の高熱えーん
寝る頃には38度まで下りましたが、怖い夢を見るらしく魘されてばかり。
金曜日の朝にようやく完全に解熱し、日中も普段通り遊ぶほど元気になりました。

1年前まで怪獣くんは年に3回は41度超えの高熱を出していました。
また、2年半前には風邪を拗らせ肺炎になってしまった事があるので、回復するまでどれほど不安だったかえーん

フランスは医療も完全に分業されているので、医者は診察と薬の処方のみ。
検査が必要な場合は検査をする機関へ行かなければなりません。
日本の様に抗生剤や栄養剤の点滴をする事もなく、基本「対処療法」です。
ですので、あまり病院に行く意味なし。

保険会社と提携しているアメリカンホスピタルは総合病院なのでそこへ行くのが手っ取り早いですが、なんせ我が家からはバスを乗り継ぎ1時間。
高熱の怪獣くんを連れて行くなんて無理滝汗

とりあえず、渡仏前に事情を話して予め処方して貰い持ってきた薬で様子を見る事に。

が、その中からどの薬を飲ませる?
飲み合わせは大丈夫?
など、いざとなると自分じゃ分からない笑い泣き

水曜日の朝から近所に住む小児科医の友人に症状を伝え相談し、手持ちの薬を組み合わせて飲ませていました。

海外で病気になると日本では当たり前の医療を受けられないので、本当に心配です。
友人も研究でパリにいるので、薬の処方や治療は出来ないけど対処法や状態を知ることができるだけでどんなに安心感を得られるか!!

薬を飲ませているのに、下がった熱がまた上がったり・・・。
解熱剤を使うタイミングなども不安で、何回も友人にメールしました。
そんな私に友人は「もし、酷くなってきたりしたら様子を診に行くから、遠慮なく言って!!」と。

その一言がどれだけ有難く心強かったか

渡仏前には現地で日本人の友人が出来るとも、こんなに密な家族付き合いの出来るファミリーと出会えるとも思っていませんでした。

僅かな時間ですが分野は違えど、同じ研究者として同じ寮に住み同年代で家族構成も同じ。
お互いに親近感が湧いてあっという間に仲良くなりました。
怪獣くんも弟の様なお友達が出来て嬉しそう照れ
友人は寮の居住期限が過ぎ近所に引っ越してしまいましたが、一緒にお出掛けしたりお子さんを預かったり家族の様なお付き合いです。

パリに来て、ヨーロッパの素敵な街並みを眺めたり観光できるのも嬉しいですが、何より異国の地で助け合う事のできる友人に恵まれた事が嬉しいです。

友人ファミリーは在パリ3年目なので、色々と教えてもらっています。
オススメなお店から薬の飲み合わせまで・・・。←薬の飲み合わせは在パリ歴は関係無し。

会社が全てお膳立てしてくれる企業の駐在ではない我等研究者。
駐在さんの様に同僚もいなければ、申し送りをしてくれる前任者もなし。
情報ゼロの中から全て自分で切り開かなければなりません。

ですので、知り合った研究者同士は必然的に親密になり、お互いに持っている情報を共有し異国の地で助け合って生きていくのです。
似た様な環境であると言う親近感もあるのかもしれませんが。

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今回の学校で急激に悪化した風邪。
何故、学校に行った数時間で急に悪化したのか原因が分からず不安になっていたのですが、復活した怪獣くんの話で原因が判明。

火曜日は日中暑く、休み時間に水遊びをした子達がいて、その子達に水を掛けられ服が濡れたまま1日過ごしたそうチーン
先生に訴え、濡れた服を見た先生もビックリしたらしいけど着替えがないからどうにもできず。

そりゃ、悪化するよ笑い泣き
肺炎起こさなくて本当に良かった。

主人の話では、休みの届けをしに朝学校に寄ったら先生が怪獣くんの欠席を予感していた風だったと。
先生も状況を把握しているから、発熱しても驚かなかったんだね・・・。

先生、その出来事は私にも教えてシルブプレ笑い泣き


それではAu revoir bonne journée.(さようなら。良い1日を‼️)