明るい介護。

 

父87才、結構よぼよぼです。

が、一人で暮らし続けると、頑張っております。

長女から介護のキーパーソンを引き継いだ去年の春以降、生活環境の改善に尽力してまいりました。

 

おそらくは肌の乾燥からスタート、その後傷んだ肌に衣服に残留した洗剤などが接触し、その他食べ物やらボディシャンプーやら様々な危険因子に触れることで恐ろしい状態になっていた「ぜんしんかゆいかゆいかきむしりけろいど」

かゆみを抑えるアレルギーの内服と、乾燥防止のプロペト塗布は継続しているものの、

洗濯用の洗剤の変更、デイケアへの純石けん持ち込み及び湯洗い対応の依頼、衣類を化繊から綿に切り替え、食べ物からスーパーの揚げ物を排除。そして、頻繁に顔を見に帰る。

 

結果、生きてるってすごいんだって知る。

 

半年程度で無意識の掻きむしりは徐々に無くなり、1年経った今はほぼ無し。

肌は生まれ変わり、ケロイドのように分厚く赤黒くなっていた背中と両ふくらはぎは、すっかり綺麗になりました。

面白いのは、石けんor湯洗いにしたら、白髪多めだった髪の毛が黒くなったこと。

昔っから固形石鹸で体も頭もいっしょに洗っていた父なのに、デイケアに行くようになってから、施設にあるボディシャンプーとか使うようになって、それもどうだかなぁって思っちゃいたけど、まさかこんな事が起こるとは。

 

衣食住 大切。

 

洗濯はヘルパーさん頼みなので、私は行った時にフィルター掃除と槽洗浄(自分ちの糸くずフィルターは掃除するんじゃねーの?とは言いたいけど言えない)

 

先月は10年経過のエアコンを新しくし、先週、ついにこたつと高座椅子を処分し、椅子とテーブルの暮らしに移行して貰った。

 

高座椅子からの立ち上がりがどんどん怪しくなっていたので、どうにかしなきゃいけないとずっと思っていて、でも、緊急課題はかゆみ対策だったから、椅子を上げ底したり、背当てで深く座れないようにしたり、間に合わせの方法で後回しにしていたの。様々整ってきたので、ようやく着手。

 

老人が立ち上がりやすい椅子の高さとか、その椅子に合わせたテーブルの高さとか、あるよね。

で、テーブルは考えに考えた結果、写真の物を自作しようと決めた。

寸法指定して材料を切って貰って購入→自分で組み立てのつもりが、結局我が家の工務店さんのお世話になり、作って貰ってしまったのだが。。一般的なダイニングテーブルよりもかなり低め、良さそうでしょ?

 

椅子は回転するのがいいのよ、脚さばきがよろしくないから、そんでもって立ち上がり補助にひじ掛けが欲しいのよ。だから握り心地も割と大事。

座面は高すぎても低すぎてもだめで、座椅子のように深くどかんと座るタイプも、骨盤が寝ちゃって起き上がり立ち上がるのが億劫になるからだめ、立ち上がりにひじ掛けに掴まって体重乗せるから土台がしっかりしてなきゃだめ。

できれば背当ては高めでクッションが入っている事。ってなかなかの条件多めで探しまくり、こちらを購入することに。

 

 

こたつテーブル用の椅子なので、家具屋さんではなく電気屋さんアイテムらしく、という事は、エアコン商戦真っ只中の初夏の電気屋さんにある訳もなく、、。

メーカーからの取り寄せ品になっておりました。

ようやく届いたので、持っていきます。

 

どんな塩梅だったかまたお知らせします。