昨年公開された、矢野智徳さんのドキュメンタリー映画「杜人」狛江で上映会があるようです。

 

 

私は喜多見に家を建てることが決まったタイミングで、初めて矢野さんの大地の再生ワークショップに参加して感銘を受けました。

 

大切なのは、水通し風通し光通し。

 

食事時とお茶の時間の雑談がとても深く、その佇まいと共に強く印象に残っています。

 

コンクリートに覆われて苦しそうな地球、地球が苦しいと、そこに暮らす私たちも苦しいはずなのに、

土を覆う、力で止める工事ばかりを目にする。

喜多見は周囲に農家も点在する割とのどかな場所ではありますけど、

宅地や集合住宅は、この6年でも随分増えました。

 

 

でもね、嘆いていても仕方ないもん。

せめて自宅の敷地位はできるだけ土を残したい。

2016年に自宅が完成し、庭の工事はこのように。

7年経ち、様子がだいぶ変わりましたが、暇を見つけては移植ゴテとスコップを駆使して穴を掘る日常です。

 

さて映画、私は昨年9月に観てきました。

2回観たけどまた観たい。

映像なのに、自分もその場にいるような。

今すぐ土に触れたくなる。

 

自分も自然の一部なんだよなぁ。ってことを感じさせてくれ、自分も何かしようと思わせてくれる映画です。

 

2016061516510000.jpg