家を建てる計画が持ち上がったのは2012年の秋でした。

年末のお休みを利用して、ボチボチと住宅展示場に行きました。

最初の希望はスウェーデンハウスだったんです。
木製サッシに憧れてました。
防音性能も断熱性能も高く、最小限のエアコン使用で快適に暮らせそう。。

次がミサワホームの蔵のある家。

なんせ遊び道具が多い夫婦です。
収納庫として使える面積重要!蔵のスキップフロアにも魅力を感じました。

が、途中で気付いたんですわ。

自分自身の事を思い出したの。

「添加物まみれの物を大量生産して、平気で世の中にばら撒いている大企業にお金を払うのはイヤだ」

「無添加」がお金になるって気付いた大企業が、近年になってそこにも手を出してますもんね。従来のまみれた商品はそのままでさ。そーいうの二枚舌ってんだよ(黒いひさこ登場)


そんな理由で、選べる時はなるべく無添加を選んで生きてるのに、一番高価な買い物にハウスメーカー選ぶっておかしいかも??


今の仕事が整体師なので、「そういうお仕事だから食べ物にも気をつけているのねー。」って思われがちですが(面倒なのでいちいち説明もしませんし)

仕事柄ではありませんよ。

本来はシンプルに山(畑含む)や海で取れる材料だけで作れるのに、わざわざ手を加え、費用が価格に乗ってるという経済やら流通やらの仕組み。

それにちょっとだけ、ちょっとだけね、逆らいたいという気持ち。

パッケージングされた商品への愛は薄いし。。

だから、ここにお願いしようと、工務店を決めるまでに3年かかりました。

「大地を守る会」とか「チルチンびと」とかプロデュースしてくれる会社にお願いすれば、事はもっと簡単に進んだであろうとは思いますが、なんせ自分で色々選んで決めたかったので、、。


使う材料をいちいち知りたがり、それにいちいち○×をつける施主のヨメに、工務店の皆様も各職方の皆様も大層気を遣ったと思います。


が、自然食品店&カフェを経営されたり、自社の製材工場を持って、山を守って自然と共存しようとしている工務店さんの事。
若干のバトルはありましたが、納得の上で作業が進みました。

結果、職人さん持ち込み部材を除く全ての材料は私基準をクリアしております。
(全体から見たらごく少量でしょうし、今どき明らかな害がある物は建材には少ないので、目くじら立てない事にした。)

私基準とは→「体に良い」ではなく「体には何の影響も与えない」又は「体に悪くない」です。

その構成については無事完成となった時にご紹介いたしましょう。