三浦しおんさん

前作の「神去なあなあ日常」を読んでから、元々あったお山への愛が更に深くなりまして。

というか、色んな意味で「働く人」への愛がね。。


お家造りを研究するようになってから、その想いはますます強くなりまして、一本の木が、材木になって私たちの元にやってくるまでの山人達の努力に思いを馳せる。


私は美しい工業製品にも愛を感じるが、それは仕上がった物にというよりは、仕上げる為の工程や機械、道具を作り上げた人に対しての愛なんだなぁ。。


なーんて、書いたけど、このシリーズの一番好きな所はさ、「まぁ細かい事考えんと、なあなあでいいわいなぁ。」って気持ちになれるとこ。




神去なあなあ夜話/徳間書店
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