3月7日、荒川の堤防は、一面の菜の花で満ちている。
山村 暮鳥（やまむら ぼちょう）は、明治・大正期の詩人。
1924年（大正13）、肺結核のため40歳で永眠。
ひらがなばかり27行の彼の詩は、今の季節にぴったりだ。
風景
純銀もざいく
山村暮鳥
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
かすかなるむぎぶえ
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
ひばりのおしゃべり
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
やめるはひるのつき
いちめんのなのはな。
群馬県立土屋文明記念文学館前の庭に、「風景 純銀もざいく」の詩碑がある。
