きのうの日
きのうは休みだったからちょこっと 家の回りを散歩したまださくらが こんなにキレイ雲が広がっていて色は いまいちだけど...小さく 犬と散歩している人が見えるわたしも この堤防沿いをいつも散歩していたなぁありきたりの花だけど野原に咲いていると可愛くてつい 撮ってしまうチューリップも咲きはじめた新一年生と年少の孫ちゃんもようやく落ち着いて通いはじめホッと 穏やかに過ごそうとしてたきのうそうは問屋が卸さなかった前の日ショートスティに行ったばかりのお母さんが 高熱を出した施設からの電話ですぐに病院へ連れて行くようにと言われ慌てて介護タクシーを頼んだ起きる気も 立つ気もないお母さんを普通の車に乗せるのは とても大変で介護タクシーに助けてもらう夕方の救命救急は 珍しく空いていてじきに診て頂けた肺の音もきれいだしおしっこも普通に出てる熱も 病院へ来てから少し下がっているしノドがちょっと赤い多分風邪でないかと熱冷ましの薬をもらって 帰途につく再び 介護タクシーで施設から病院 病院から家へ介護タクシー代 ほぼ9,000円急なために かかりつけ医の紹介状がなくて診察代もプラス5,000円それでもお母さんが治ってくれるなら良しとする何となく 頼りない研修医さんだったけど夜熱冷ましは確実に効いたようでいつものような寝息でお母さんは眠っていたおむつを替えて目元を見たら 目やにが出ていたぬるま湯を脱脂綿に含ませそっと洗って 目薬を差したお母さんをショートスティに預けて喜んでいた わたしがいたやっとで のびのび出来ると嬉しがっていたほとんど話す事が出来なくなっているお母さんだけど今回のショートスティは行きたくなかったのかも知れない行きたくないよ寒気がする頭が痛い関節が痛い家で寝ていたいよ...そんな 声なき声に気づかなかったわたし胸が チクンと痛む何も言えず 抵抗することも知らずされるがままのほとけさまのような お母さんごめんもっと 思いやりの想像力が必要だったのんびりとさくらの下を散歩していた昼下がりのことが遠く 切なく思えたきのうの日であった読んでくださってありがとうございました