まろ
ここ2,3日 暖かくてグッと雪解けが進んでいます雪がなくなるのは いつもだったら待ち遠しいことですでも 今年はちょっと困る犬のまろが去年の秋過ぎあたりから急に老け込んでしまって耳は聴こえてない目は白内障で見えにくく足はよぼよぼで擦り足でやっと歩く家へ来てから3年半保健所から保護した時動物病院の先生は多分 10歳くらいかなっておっしゃった柴犬だからもう少し長生きしてくれると思っていたんだけどだんだん食べなくなって水も飲まなくなって家の前まで連れて行ってやるとビックリするほど雪を食べて水より雪のほうが飲み込み安いのかそんな訳で 今年は雪があって欲しいのですもっと早いうちに寒さが厳しくならないうちに家の中へ入れてやれば良かった犬小屋に毛布を敷き詰め周りも 入り口も毛布で囲っていたから毛皮があるんだし 冬も外で大丈夫と思っていたでも 高齢犬への配慮が足らなかった若い時のように体温調節が出来なくなっていたのだ後悔の病が つぎつぎと襲ってくるあの冷えきった朝犬小屋の中で死んでると思った顔も上げず体に触っても動かず名前を呼んでるうちに泣き声になったもう一度だけ暖かい部屋で看病する時間を下さいと神さまにお願いした今 暖かい部屋の片隅で毛布にくるまれ寝ているまろドッグフードは一切食べなくなってもうそんなに長くないかもと人間の食べる唐揚げや トンカツの肉だけ裂いてやっている水も注射器で少しづつまろは どこで生きて来たのだろう誰のそばで可愛い時代を過ごして来たのだろうそんな時のまろを見たかったなぁ今だって 子犬みたいな顔してるけどね生きててくれてありがとう冷たい朝の外で お別れしないでくれてありがとう...まろを撫でながらつぶやく静かで 安らかな寝息寛いで伸ばしている4本の足このままスーッと息を引いてくれたなら老衰だったと 苦しみもなかったとわたしはきっと泣かないでいられる...泣かないでいられるはずだから...まろが外にいた庭にはまだ雪が ドッサリ残っているやがて すっかり雪は消えハナミズキやエゴノキや白木蓮に新芽が出てくることだろうそれらの花が咲く頃まろはいてくれるのだろうかまろの姿のない庭になっていたら花は さみしさを連れて来るんだろうなそんな事を思いながら過ごす土曜日の昼下がりです今日もありがとうございました