今日は本当は、メインの参加予定は別にあった。
コロナ禍による休止を経ての4年ぶりの地域の祭りと、先週のリベンジの古豪撮影。
それはあくまでも地域の祭りの前哨戦で、滞在時間も10分程度しか想定していなかった。
しかし、移動中に無念のお知らせが着信する。
ステージイベント中止。
朝からどんでん曇天模様に気を揉んでいたが、東は雨が降っていたそうで…
このため、9時を回った段階でステージイベントは中止の判断がなされたのだった。
まぁこれは、もしかしたら…の想定も頭を掠めていたし、翌週にも行く予定が組まれていたから
致し方ないだろう、と潔く割り切り、この“前哨戦”の滞在時間を伸ばすことにした。
その前哨戦とは。
そんなVSEを巡っては、昨日今日と、多摩線唐木田駅構内で展示イベントが開催されていた。
最近は有料ツアーと団臨がメインで、6月のロマンスカーミュージアムのようなリーズナブルな
料金設定の展示イベントもあったものの、無料による展示は相当久しぶりのこととなった。
実はこのイベント開催は、昨日の夕方まで行われていることを把握していなかった。
先に把握していたら、茅ヶ崎とか迷走しないで真っ先に足を運んでいたのに!
ということで、今日は真っ先に足を運ぶことに決めた由。
…もっとも、最初は唐木田駅滞在は10分程度の見込みだった。
だが、メインのステージイベント中止に伴い、それは1時間程度伸ばされることにはなったが。
まずは、小田急多摩センター駅で唐木田に向かっていく50001×10を見送り。
9:50、通過。
てっきり回送かと思っていたら、乗客がしっかり乗っていた。
こちらは成城学園前→新宿(地下ホーム)→唐木田間のツアーだったそうだ。
小田急多摩センター駅の新宿方は静かではあったものの、相変わらず端へのはみ出しが横行。
これは唐木田駅でも、終始ついて回ることになっていく。
さて、唐木田駅に着くとVSEは1番ホームに留置。
発着電車さえなければ、容易に編成写真の撮影は可能であった。
イベント名は
feel free to VSE
〜気軽にVSEを楽しめる1日〜
イベント開催時は1番ホームが区切られ、一度改札を出てからの入退場であった。
1番ホーム上では、TRAINSによるグッズ販売や事前申し込みの有料アクティビティも。
まさにファミリー層をターゲットにしたイベントで、客層はファミリーが多め。
特にTRAINSのグッズ販売は、大変な行列であった。
…そういえば、行列の最後尾で並ぶ人に「これ、なんの行列ですか?」と声を掛けたのだが…
長い髪にグラサン姿の明らかに浮いた人、アレは半田健人さんだったんじゃないかなぁ…?
良く言えば、鉄道イベント開催時にありがちな一部ファンの過熱ぶりは抑えられていたが…
ファミリー層ターゲットを打ち出すため、注意も相当に抑えていたようで…
悪く言えば、マナー全般に関しては緩めに終始していたのではあるまいか。
ことに点字ブロックをはみ出しての撮影は、まだ会場となった1番ホーム上は不問で良いものの
2番ホームではみ出して撮影する人が多数見受けられたのは、終始気になることであった。
それでも、これが最後になるであろうフリーの展示イベント。
普段は静かめな唐木田駅の構内が、なかなかに賑やかであった。
今回、側面のLEDは時々変えられていた。
誰がリクエストしたか、きっと来年は見られない「ニューイヤー」表示も…
車内も6〜8号車のみ一般公開。
常に見学客で賑わっていたため、これまで幾度も乗っている自分は控えめにした。
またこの土日とも、ほとんど曇っていたのは残念であった。
特に先週に比べて急に気温が下がり、ジャンパーが脱げないほど気候が一変してしまったことは
より戸惑いを感じさせてしまうほどだったのである。
1時間ほど滞在し、ここから小田急線〜東京メトロ千代田線経由で東武鉄道へ。
先週ドア故障で運用打ち切りになった8000系8111Fの撮影・乗車のリベンジを図ったのだが…
またも運用打ち切り!
それも、新越谷駅付近を走行中に情報を捕捉したのである。
小田急線内にいるうちに、なぜ情報を捕捉できない!
一度ならず二度までも運用打ち切りに遭うなんて、よくよくついていない。
ただ、今日は故障ではなく座席の汚損が原因とか…?
とりあえず、埼玉県内まで足を伸ばして何にも収穫がないのは癪なので。
1025レ スペーシアX5号(13:21頃)
1024レ スペーシアX4号(13:23頃)
いずれも、獨協大学前(草加松原)にて撮影。
N100系を撮影するのは、折々に沿線に出撃する割に7月15日以来のことになった。
どちらも白しか信じられんし、もう白しか勝たん!
そんな諦めにも似た境地が、再び足を西に向かって歩み戻すことになる。