さて、速報気味にダイヤ改正後のネタを挿入してはいたけれど、通常投稿もようやく改正後へ。
実際には改正後すぐに東武東上線の「なりもす」駅に行っていたりもするのだけど、当日肝心の
モスバーガーコラボの記念乗車券が買えないなど不調を囲い、中途半端に打ち切り休養へ。
その後は仕事も通常出勤に復したこともあり、3月後半は日常に鉄分が絡む割合は低くなった。
更には、十数年ぶり(のちに14年ぶりと判明)のミュージシャンのライブも組み込んだりして…
そんな中、前述のモスバーガーとコラボするなど、とにかく頻繁に記念乗車券を出す東武鉄道が
3月21日に「日比谷線直通60周年記念乗車券」を発売した。
この発売と同日に、東武鉄道では日比谷線直通60周年記念ツアーが開催された。
それが何故かデラックスロマンスカー塗装に復元された100系101Fで浅草から東武日光に向かい
東武日光から北春日部までは今回のダイヤ改正で定期運用を終了した350系で戻り…
南栗橋車両管区春日部支所構内ではツアー参加者限定の撮影会などの後、50090型THライナーで
草加まで行って解散という、おおよそ日比谷線とあまり関連がない妙ちきりんな内容だったがw
そんな中でも、定期運用から外れたばかりの350系が動くというのは注目ポイントであった。
このため、普段より早めに起き、記念乗車券購入方々動き出すこととなったのだが…
まず浅草駅に向かい、件の記念乗車券はすんなりと予定数購入した。
だが今回は発売の駅が本線系のみだったのと、ツアーの開催もあったためか、浅草駅での発売は
いつもより早く8時頃までには完売となっていたのは意外なことだった。
ツアーに参加する友人とちょいちょい会って挨拶しつつ、入線してきた100系101Fを撮影。
32年前、母の同伴で急行「りょうもう」に乗車する際に浅草駅でDRCを見たのを思い出す。
つくづく写真に残しておきたかっだな、というのは常にあるが。
だが自分は、ここで先行を仕掛ける。
まずは101Fをどこかで撮ろう、と踏んだのだが。
何故か曳舟で降りてしまった。
この日の朝の天気は曇り。
微妙な気候と乗り切らない気持ちが、微妙にズレを生じていた。
仕方ないので、ツアー列車はスカイツリーと一緒に中途半端に捉えた。
曳舟駅8:13通過。
誰も他にいない、たった一人での見送り。
でも、本来なら101Fを撮りもせずに先行の「けごん7号」で一気に東武日光まで行けば良かった。
そのことに気づいたのは、もう少し後のことになるのだった。
その後は北に向かうにつれ天気も回復。
春日部でリバイバルカラーのスペーシアを撮影したり、
車内から実は北春日部展示の20400型(撮影会では20000系カラーに復元した)を撮ったり。
そうして南栗橋まで到達したのだが、肝心の350系は既に回送された後だと知った。
既に幾度も東武日光線・伊勢崎線界隈に赴いているのに、距離・時間感覚はまだ掴めきれない。
そのことはこの日に限らず、後日別件で再訪した際にも改めて実感させられてしまう。
茫然としながら慌ててリカバリープランを再々度組み直してみたのだが、南栗橋駅からでは結局
350系ツアー列車の東武日光駅発車にも間に合わないことが判明してしまう。
ただ、下今市駅発着はどうにか間に合うだろうと。
グズグズしても仕方ないので、叩き出されたプランを頼りにさらに北へ。
東武日光線で、南栗橋9:38→栃木間は20400型にこの区間で初乗車。
お馴染み久野知美さんの自動車内放送を聴きながらの移動に。
南栗橋車両管区には、運用を外れている350系と634型スカイツリートレインの姿も。
しばらくは早起きの疲れもあり、うたた寝をしながらゆっくり移動し…
10:16栃木着、同10:39発「リバティ会津113号・リバティけごん13号」に乗り換え。
因みに栃木駅下りホームには特急券券売機が無く、駅員氏によると改札外券売機を利用との由。
許可を得て改札を一時出て、手配を済ませてから改めての乗車となる。
やはり浅草から一気に乗っていったほうが楽だと思ったが、後の祭りであった。
そして栃木から約30分余、11:10にこの一ヶ月で3回目の下今市に到着。
天気は概ね良いが、まだまだ空気は冷たかった。
そこから約10分ほど待つと…
東武日光から勾配を駆け降りてきた、懐かしい姿…
動く姿には実に15日ぶりの再会、350系入線!
前回は6050系と並んでいたので、3番線に到着する様を単独で見れるのは初めてだった。
しかし、意外なほど撮影する人は皆無に近いほどいない。
…ま、栃木県でここまで来るとさすがにやっぱり少ないのか。
JRも205系が引退したし、掛け持って撮りに行くネタもないか。
自分もそもそも目的はほぼこれだけだからね。
…なんて感傷に浸る暇など、実際にはほとんどなく…