そんな前回の話
ここからはほんの数分間、Laviewの乗り心地を堪能。
Laview、やっぱり凄い。
乗り心地いいし、静粛性半端ない。
ところが、そうして浸っていたのはほんの1分ちょいくらいだった。
あれっ⁉️
武蔵丘車両検修場を車内から眺めていると、レッドアロークラシックが見えた。
そして追い抜いた。
実は、武蔵丘でそれとなくレッドアロークラシックのツアー列車の発車時刻は聞いていた。
そこで返ってきた答えが「15時くらい」と。
ただ、その後のダイヤはまるで見当つかなかったから、まさか追い抜けるとまでは思わなかった。
てことで、Laviewは飯能で降り(←あくまで予定通り)待つこと数分。
15:12、4番線に…
レッドアロークラシック、入線‼️
運転停車のためドアは開かぬまま、静かにエンド交換。
入れ替わりにLaviewが先に発車し、特急ホームから撮影するというイレギュラーな場面に。
ここでホームを移動し、4番線へ。
思っていたよりも長い時間、そこにいてくれた。
そのせいもあってか、先頭はそれなりに群がっていても終始落ち着いていた。
落ち着きすぎて動かない人も中には居たが、それは最近のJR線などでありがちな喧騒は無かった。
そして、Laviewが特急ホームに入ってきたのと入れ替わるように…
16:21。
所沢に向けて発車。
これが(今のところ)自分にとって、最後のレッドアロークラシックとなった。
このまま所沢までツアー客を乗せて走り、この日はそのまま南入曽へ入庫し終了。
そして、6月8日火曜日、横瀬へ廃車回送。
今は横瀬車両基地の片隅で、搬出へ向けて準備が始まっているようだ。
ただただ濃かった1ヶ月半が、遂に終わった。
それとともに、自分の熱も…とならなければいいけど。いろんな意味で。
ともかく、ここまで西武特急とがっつり対峙したのは今までになかったこと。
大きなスターは遂に走り去ってしまったが、まだニューレッドアローの走り自体は続く。
これからも利用する機会はありそうだから、様々な場面で気にして目を向けてみたい。
最後になりますが、いち特別塗装車へこのような花道を作ってくれた西武鉄道関係者の皆様。
そしてこの一連のイベントを通して出会い、お世話になった皆様に心から御礼を申し上げます。