ついに昨日、小手指から横瀬までレッドアロークラシックが廃車回送された。
旧101系由来の床下機器の老朽化を考えたら、このまま解体が妥当なところであろう。
すでに各所でさまざまに惜しむ声が上がっているが、自分は無責任に保存をとか譲渡をとか言わず
これまで蓄積した記録を出し尽くすことで、これまでの活躍への労いとしていきたい。
ということで、このシリーズはまだしばらくは続きます。
前回は飯能まで
10:28頃に飯能を出発したレッドアロークラシック・臨時91号。
降り始めた雨に翻弄されつつも、着実に山を登っていく。
この辺は185系よりもハイスペックだけある安定っぷり、安心感ではなかろうか。
新2000系と30000系、2両編成同士が連結!?
んなわけない、錯覚共演でこれからの旅へエール。
天気は気難しいが、快調に踏み上がっていく。
とここで、自分の身の回りに異変が。
iPhoneの充電コードが折れた!
おや、充電していない?なんだ??
と思っていたら、端子がポッキリと。
根元の断線とかはよくある話だが、ここまでポッキリいくのは史上初めての事だった。
幸い予備コードを携行していたから事なきを得たが…
正丸にて。
秩父線内で20000系を見るのは変な感じだが、今は変電所の設備が更新されてから入線制約は無く
さして珍しいことではなくなってきているらしい。
そして、横瀬へ。
この時には4月末に引退した2000系2003Fがまだ横瀬車両基地構内に残されていた。
この翌週、順次搬出されて西武線からは姿を消してしまった。
そして秩父の街が見えてきたらいよいよ、旅の終わり。
11:14。
西武秩父駅2番線に到着。
またたく間に乗客などがホームに繰り出し、池袋と負けず劣らずの賑わいに。
…とここで、方向幕もチェンジ。
ここで懐かしの「特急ちちぶ」スタイルに。
このスタイルで、このまま2番線にしばらく留置されていた。
前に後ろに、動くのもフリー。
西武秩父駅独自の駅名標とも。
西武秩父駅内は、跨線橋にもレッドアロークラシックの装飾を掲出しお別れ感を演出。
特急専用の1番ホームからも、到着直後は開放され撮影が可能だった。
もっとも、雨がパラついていて条件的には難儀したが。
ひとときの賑わいを眺めつつ、次善の策を練り始める。
ありがたい再会と前日の情報を加味しながら動き始めたのだが、これがまた一波乱を呼ぶ…w