あれから四半世紀とか、あれから10年とか、何かと節目にぶつかる今年。
でも、現在進行形で動き、そして終わってゆくものもある。
それをしっかり記録に残していけば、同じ年月が経った後もまた輝くものがきっとある。
…もちろん、守るべきものをしっかり守ったうえで、だが。
さて、相鉄シリーズ第2回。
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さて、あれから結局乗ったのは横浜10:58発の特急海老名行きだった。
速い特急に乗って、とりあえず先へ先へ歩を進める。
窓を見れば緑が飛ぶ。
秋色のすすきも飛んでいく。
そして相鉄特急音を立てる。
(決して山口百恵の歌ではない)
この日二度目の海老名に再上陸。
改良工事が進捗していて、ホームが停車位置が横浜寄りにずれていたり乗換通路が切り替わってたり
今まさに変化の真っ最中だが、その完成を見ることなく新7000系は引退していく。
今度は相模大塚に先回り。
ここは集まりやすいポイントだが、平日だけあって数名しかおらず。
この日の天気のように、行く先々で穏やかだったことをあえて特記しておきたい。
7751編成の特色は、5両+5両の編成。
中間にATS-Pのついていない運転台が連結された姿も、まもなく見納めになる。
この日は、8000系初のリニューアル車8709Fと並ぶ機会を多く見かけた。
特急・急行と比べると極めてのんびりと、各駅停車はまた横浜を目指す。
…が、また横浜には行かずに今度は星川で降りた。
まず乗ってきた7751編成をここで見送り…
すぐ急行で下ってきて、通過しようとする7754編成を上りホーム先端から迎撃!
…ただこの時は横浜行き電車が発車直前で、相当ギリギリのシャッターチャンスだった。
車椅子の乗降対応が無かったら、完全に被られていたであろうことを白状しておく。
通勤路線だと、そのリスクはやっぱり大きいのだ。
そしてさっきまで乗ってきた7751編成で、また二俣川まで移動。
その後は、8000系8709編成リニューアル車による特急で三回目の海老名へ。
海老名到着直前、小田急の5000形と先に着いていた7754編成が一瞬並ぶ場面が。
年の差ずばり30歳。
この日は結局、海老名駅でも現有2編成を共に撮影することができた。
まずは7754編成の発車を見送り…
今度はさっきまで乗っていた7751編成の到着を出迎える。
それもここまで来た重要な目的だった。
但しこの日の平日65運用は、この列車をもって一旦かしわ台へ入庫するダイヤ。
それを掴んでいたため、また8000系8709編成で先回りをする。
そして、13:10、かしわ台駅到着を出迎え。
すぐに入換の準備が整えられ…
13:16。
7751編成は車庫の構内へ消えていく。
運用が順調に進めば、また夕方に…
と思っていたが。
これがこの日、7751編成を見た最後の姿になった。
夕方からの運用は、残念ながら8000系に差替えられてしまった。
夕方からの運用は、残念ながら8000系に差替えられてしまった。
ここからは、唯一の稼働となった7754編成を日没間際まで追い続けていくことになる。