武蔵野線205系M2編成、海外輸出〜コロナパニックがもたらした?!功罪〜 | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

それにしても。
コロナウイルスが鉄道趣味界に与える影響も、じわりじわりと広がってきている。
すでにツアーが、とか、イベントが、など云々。
それは、何回か取り上げているこのイベントも中止に追い込んでいた。

2月26日、JR新習志野駅の205系回送イベント。
まぁ、その決定可否については何も言うことはない。

でも記念グッズは予定通り売った。
これも何も言うことはない。
ただただ、主催側の意向を尊重するのみ。

問題は、我々受け手がどのように受け止め、個々に引き締めてやっていけるかだけのこと。
それが学校の試験休みにかち合ったからか、この情勢の影響でフラストレーションが溜まったからか
知る由もないけど、安全を脅かすような行為に出てでも鉄道写真を撮っていいとの理由にはならない。

この状態。

何回か通っている中で、一番酷い惨状。

それでも、新習志野駅の駅員氏はギリギリの厚情を見せてくれていた。
それを良いように解釈して、結局自分本位に走る。
ハッキリ言ってしまえば、コロナウイルスよりタチの悪い状況になってはいまいか。

特に、脚立・踏み台の使用は目に余るものがあった。
駅員氏はまず大きい脚立を使用しないよう勧告して実力行使を敢行し退けさせた。
しかし踏み台は「踏み台は脚立と違う」と都合の良い解釈で一向に片付けない輩がいた。
そして、回送が入線する段になってその踏み台に上がったところで、温厚に見ていた駅員氏が怒った!

引き摺り下ろし、押し問答に!

これはルールを守らず、勧告に従わなかった撮り鉄が100%悪い。
何度でも言うが、お金を払っているお客様は全て神様なんかではない。
もし突風が吹いて、その煽りでホームから落ち、事故になって電車が止まったら責任取るのは誰だ?
ただでさえウイルスでピリピリしているご時世に、安全を脅かすようなリスクを極力減らさないと
それこそ安定輸送の根源に関わる、由々しきこと。
それを同じ鉄道趣味者が壊してどうするのだ??
山手線の時の反省もなく、ひどくなる一方の撮り鉄氏はいい加減立ち位置を改めて頂きたい。

JR東日本においても、苦渋ではあろうがそろそろ迷惑行為に関しては厳に対応すべきだ。
まずは三脚、脚立、踏み台の使用はおろか業務用を除いて鉄道敷地内への持ち込み全面禁止を。
最悪の事態になってから、では遅い。
これではコロナパニックを起こして迷走している政府と何ら変わりない。
それはJRに限らず、鉄道業界が一丸となってマナーアップに取り組む時期に来ているのではないか。

無論、大多数の撮り鉄はマナーに配慮して撮影をしている。
しかし、大事は些事の積み重ね、と言うように、ひとたび集まれば今回のような大事に至る。
これでもまだその場で収まっただけ幸いだが、ことこの新習志野駅においてはこれから先に205系が
最後の1編成が消えてゆくまでこの緊張感が続くのかと思うと、正直ウンザリしかない。
余りに安全を脅かすような行為が続くならば、イベントの恒久中止と輸送ダイヤの見直し…終電後に
運び出すようにするとか抜本的に考え直す必要もあるのではないだろうか。

そんな殺伐とした状況だから、今回は新習志野駅に留まって見送りたくなかった。
高校時代の同級生や趣味仲間も来てたし、前回も会った知り合いも居たらしいが、結局会わぬままに
今回は初めて先回りをしてみることにした。
向かった先は、

千葉みなと駅。

先回りしたら、誰もいねぇww

他の駅には結構いたのに、なぜにここだけ??
いざ通過時刻になっても、居たのは自分含めて3人だけだった。


新習志野と裏腹の超平和な雰囲気で見送り。
ご一緒した方は「架線柱を嫌ったのかな?」と言ってたけど、それなら海浜幕張も条件は似ているし
今となっては謎でしかないが、まぁいいか。

かたや蘇我。
こちらもそれなりに殺伐としていた。
ただこちらは駅員氏の注意がそれなりに効果を示していた様子。
言い換えると、それだけマナー違反が多いからこそ発せられていると言うことができる。

そういや今回の方向幕、何のデザイン?

いよいよ今年から置き換えが始まるE217系に乗って、早々と蘇我を離れて今回の撮影終了。

最後にM2編成を撮影していたのは、2月14日朝の西国分寺駅。
最近ライフワークにしているEF65牽引の貨物列車撮影を待っている時だった。
三鷹から転入した側扉がオール大窓の5000番台の第一陣も、これでついに消滅となりました。

次回は前後のスケジュールを考えると撮影しない予定。
しかし今回のようなことが繰り返さぬよう、厳しい戒めとして書き残しておく。
一人でも多くの、良心ある撮り鉄諸氏に響きますように。