静岡鉄道1000形・ファイナルステージへ静岡鉄道1000形。1973年から1985年にかけて2両12編成が登場し、それまでの長沼工場での自社製電車を置き換え。東急7200系と同様のオールステンレス車体を持ち、のべ45年に渡って第一線で走り続けてきた。しかし、A3000形の登場で少しずつ引退が始まっている。無塗装・現標準色・旧塗装復刻色・広告車などバラエティに富んでいるが、2024年までに引退予定。A3000形の増備進展で、日中にお目にかかる機会も少しずつ減ってきている。今年3月に引退した1003編成は、編成を解かれて頭合わせにして未だに長沼車庫内に留置。部品取りになっているのだろうか、去就が気になる。(ちなみに長沼車庫での撮影日は10月15日だが、前日14日にはイベントで展示されていたらしい)噂のちびまる子ちゃん号は、10月15日は運用が無かった。この編成への乗車報告は後日。地方私鉄でワンハンドルマスコンを初めて採用したパイオニア。静鉄を近代化させた功績は素晴らしく、最後まで務めを全うして欲しい。