さて、唐突に始まった新シリーズ。
探しに探して、発掘した鉄道写真をもとに当時の記憶を語るシリーズ。
題しまして
【あの時、たしかに鉄道写真を撮っていた】
…もうちょいマシなタイトル出てこなかったんかいな(笑)
こちらは特に曜日とかは決めず、書きたいときに書いて、不定期に出して行こうと思います。
さて記念すべき1回目は、1991(平成3)年の夏休み、東京駅での写真からお目にかけます。
但し、北陸新幹線ホームを作る前の、旧ホームです。
まず最初に写っていたのは、185系の特急踊り子号。
列車番号、撮影のタイミングからして、12:00発の113号が発車して行ったところを後打ちしたと思われます。
この年の夏の終わり、家族旅行が企画されました。
決まった行き先は、静岡県の伊東。
この頃、テレビのCMで
聚楽よ〜ん❤️
というのが流行っていまして(笑)
それに感化されたうちら家族は、じゃあ伊東に旅行しようという話になった。
しかし。
うちでは伊豆旅行は、かねてから車で行くのが定番だった。
理由は車の方があちらこちら動きやすいのと、今になれば分かるのだが母が足が悪かったのもあった。
だからこの年も、最初は車で行こうという話になっていたはずだ。
しかしこの年は、やたらに自分が強硬に列車に乗りたいと主張した。
理由はただ一つ、
スーパービュー踊り子に乗りたいから!
前年の4月、スーパービュー踊り子号が走り出していた。
2階建ての車両と当時としては現代離れしたデザインに、乗りたい意欲がことのほか高まっていた。
あと、渋滞になると時間がかかる、以前伊豆旅行した際にクルマ酔いをした当時の状況もあって…
せめて一回くらいは、と、半ば強引に押し通したのだった。
そして切符も無事に取り、8月24日、東京駅に向かったのだった。
もちろん、伊豆急行の電車もこれが初撮影。
この時は4次車のEXだったのだな。
ちなみにこの時の余談…
この9・10番ホームで、当時人気の幕内力士・隆三杉関(現千賀ノ浦親方)に遭遇して、写真をお願いしたら
快く受けてくださって、写真を撮ってもらったんだよなぁ。
だから自分にとっての初めての有名人との写真は、隆三杉関だったのです(笑)
(ちなみにもう一人いたので3ショットだったんだけど、名前が思い出せない…)
もっとも当時は、
歌の上手いお相撲さん
というイメージしかなかったんだけどね(笑)
スーパービュー踊り子、251系!
…ってあれ?これだけ??
もうちょっと撮っていた気もしたけど…(/ _ ; )
東京駅13時発の1号で、東京→伊東間を利用しました。
ちなみに正直な感想。
確か当時でカスタムユニットだったかにしたんだけど…
特急って座席がリクライニングするものとばかり思い込んでいたから、少しガッカリした記憶がある。
それもあったからなのか、実は251系にはこの時以降一度も乗らないままになっている。
リニューアルしてからは全席リクライニングになったらしいけどね。
あと、ホテル聚楽。
近くに伊豆急行線のトンネルがあり、走るたびに走行音が響いていたという記憶がやたらにある(笑)
食事が美味しかったとか、部屋が良かったとかいう記憶は残念ながら何もなかった(^^;
というのは建前で、こちらは東海バスの「リンガーベル号」に乗りたかったからなのだが(笑)
無事に目的を果たし、伊東駅から帰路へ。
ここで初めて伊豆急行の100系を撮影した。
何故か印象はあまり残っていないなぁ(^^;
やはり伊豆急行線自体に乗れなかったことが、少し気持ちに引っかかっていたのかもしれない。
ちなみに100系は5年後に乗ったが、伊豆急行線の初乗車&完乗を果たしたのはこれから25年も後のこと。
どれだけもったいぶっていたのか、という話だが(^^;
(実際には2010年に一度行こうとしていたが、仕事の突発対応に巻き込まれて断念した経緯もある)
通過している0系新幹線「ひかり」を撮っている。
これ、なんだったかなー?
熱海から東京まで新幹線だったんだっけ?
それとも、待ち時間の間に入場券買って入ったんだっけ??
今のところ、リゾート21の記憶ばかり鮮烈で、撮った経緯はまるで記憶にない。
ちなみに「ひかり」に実際に乗るのは、ここからあと3年待たねばならなかったのである。
7/3 8:08追記
連載タイトルを【90's DOOR】に変更しました。