ここにきて、なんかやけに昔撮った鉄道写真を出して、改めて記録に残しておきたい衝動が起きている。
かつては少ないフィルムをやり繰りして、あちらこちら行っては撮っていた写真。
特にカメラを使うことを覚えた1990年頃から、高校卒業前の1997年頃は頻繁に撮っていた。
ところが、これまでその頃の写真はこのブログには上げたことが無かった。
その理由は、1998年に自宅の改築のため二度の引っ越しを敢行、その際に段ボールに入れた写真アルバムが
どこかに押し込まれたきり出てこなくなってしまったのだ。
引っ越しから20年、荷物は増えに増えかつて使っていた部屋は物置と化し、探すのも困難になっていた。
でも、どうしても見たい。
その強い気持ちが、昨日から身体を動かした。
狭いスペースを大汗かきながら探し、やがて…
思っていた通り、ロフトの奥、先端部から鉄道写真アルバムがどっさりと出てきた!!
しかし、これでもまだ約8割くらい。
5冊単位でまだ欠番があるので、まだどこかに眠っているかと。
それにしてもよく撮っていたなと、感心というか…
アホやなーこいつ!
というか(笑)
そして、最後半を除いてやけに細かく書いていた撮影メモがまた我ながら凄い。
変態だなおい!(笑)
でもそんな15〜18歳の頃の自分のおかげで、記憶が少しずつ引き出されてきています。
ウデは拙いながらも(否、今もさして代わり映えはしない)なかなか貴重な写真があれこれと。
当時、学業と両立しながら(否、否!完全に疎かにしていた説)よくやってたな自分。
そして、ある一冊に何故か鉛筆で裏表紙に自分が書いていた一言。
下手クソでもいい
記録できることに値打ちがある
…なんだろう。
この頃に、自分で思って書いたのか、誰かに言われたのを書き留めたのか。
今となってはまだ思い出せないが、本質は、自分のスタンスは実は今もさして変わっていない。
そして、後年の鉄道写真の先生方との出会いや言われたことを通じ…
それは間違ってはいなかったんだなと改めて思った。
当時のように撮り歩くことは(物理的な理由などで)もうできないのかもしれないけど…
でき得る限りこれからも素直に、自分らしく、気持ちを出していければいいなと考える。
それは何も、鉄道だけに、写真だけにこだわらなくても、ね。
さて、どうやって料理していこうかなー。
でもまずは、写真を見直しながらちょっと思い出に浸ってみよう。