ここまでお世話になってきたE721系はここでお別れです。
改札外に出たのは、意外にも初めてです。
とここで、浅草からずっと一緒だった方と初めて話す。
そちらは仙台まで行くとの由。
『みんな考えること一緒ですね〜(笑)』
と笑い、互いの旅の前途の安全を願い別れた。
14時台なのに、立ち客が出るほどの混雑ぶりで…
しばらく立ったまま平常心で過ごすのが精一杯(´;ω;`)
やっと座れたら、今度はただひたすらに眠い。
これが長く、黒磯〜郡山間を避けてきた理由だったのかな。
とりあえずこれで、東北本線は北上〜盛岡(八戸)間を残し乗車達成。
165系時代の快速フェアーウェイを同級生と乗り鉄して以来だ。
意外に東北方面は、新幹線でショートカットしてしまうもので。
…さて、ここからどうするか。
こちらの列車が先に宇都宮に向かう。
とりあえずトイレに寄って、考える。
これに乗っていっても、結局のところ宇都宮から乗る列車は同じ。
それに、乗る予定の通勤快速は10両編成だから宇都宮からは混むし、座れる保証がない。
なんなら、この列車を見送って少し待つのもありか。
ここまで前倒しに前倒しを重ねてきたし、少しばかり一服してもいいか。
そんなことを考えて、改札のほうに向かうと…
改札の横のベンチで、アップルパイを食べているおじさんがいた。
その人の食べっぷりが、また凄かった(笑)
いかにもむしゃぶりついていると形容するのが似合うくらいの食べっぷり。
うへぇ、すんごい食い方してんなこの人…( ゚д゚)
ところが、次の瞬間、互いに顔を見合わせてビックリ!
横見さんだ!!Σ( ゚д゚;;;)
※栃木県です
なんと、トラベルライターの横見浩彦さんにバッタリ出くわしお互いに仰天!
よくイベントでは会うのに、旅中に遭遇するのは出会ってから10年で初めて。
なんだお前、Twitter見てなかったのか!
って言われたけど…
確かに、この時に限って全くチェックしてなかったという。
後で確認したところ、1日に開業したばかりの郡山冨田駅を訪問した帰りだったらしい。
そこから16:39発の通勤快速発車までの間、しばらく雑談してたんだけど…
書けねぇっすよ横見さん!!( ゚д゚)
あれやこれやと、なかなか際どい話が連発。
老けたともっぱらの噂の横見さん(55歳)ですが、本質はちっとも変わっておりません。
そこんところ鉄子の旅のファンの皆様、ご安心を。
いやぁ、売れっ子トラベルライターは違いますねぇヽ(´ー`)
って、なんかやらなきゃならない作業がおありになるとのことで、配慮して分離することに。
てかそんなやることあるなら、なんで旅してんですかもう。
んで、カメラ向けるとお決まりのポーズが出るし。
ってことで、こちらは普通車でのんびり帰路へ。
ここからは、ひたすら本を読んだりマッタリ。
あの喧騒から、もう一ヶ月経つんですなぁ。
キハ40、まだいる!
一部は郡山にいるのは確認できましたが、まだこんなに残っていたとは。
まだ現役のような佇まいに胸が熱くなりますが、それも近く過去のものになるのか。
それでは宇都宮からグリーン車乗っちゃおうかな…と一旦降りようとしたら、
なんとこの駅で、
しかも同じドアで、
乗ろうとしたマイミク氏に遭遇!!(笑)
なにしてんのこんなとこでー!と引きずり戻され、また雑談。
浸りたかったが、栗橋での安全確認のために遅延が起き、大宮での乗り継ぎに不安が。
ダイヤが乱れたので、先を不安視したらしい。
結局2分ほどの遅れで発車。
横見さんが見送ってくださった。ありがとうございました!
中央線の遅れに引っかかり、結局5分ほどの遅れで到着したが…
終始順調な旅で終えることができたのは良かった。
最近はどうも拠点〜目的地往復の旅が主流になり、このような大回り旅は久々だった。
夜行含む長距離列車が減って、乗り換えが増えすぎると心身負担が大きいからだ。
今回もまた、東武鉄道から大きな牙城が姿を消すこととなり、寂しさは禁じ得ない。
それでも6000系時代から半世紀余り、十分すぎる活躍はしたのではないだろうか。
21日から、6050系は南栗橋から北のみの運行になる。
それにより余剰廃車も出ることだろう。
登場以来32年にして大きな転換点になるが、残された時間を無事故で走り抜けて欲しい。
…終わり?
なんのなんの、この日の旅は終わるが、もうちょっと6050系、東武鉄道は追っていきたい。