2017-4-10 東武鉄道6050系『さよなら快速』と会津大回りの旅① | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

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4月10日、朝7時30分。
東武浅草駅前に、久々に立った。

4月21日、東武鉄道はダイヤ改正を行う。
27年ぶりの新型特急『リバティ』デビューが大きな話題だが、その一方で細々と運行していた
浅草発着の日光・鬼怒川・会津方面へ直通する快速・区間快速が全廃されることになった。
長くその快速・区間快速に専従してきた6050系電車は、南栗橋から南では見られなくなる。

…実は。
関東の大手私鉄の中で、東武鉄道が自身で唯一全線完乗を達成していない。
初乗車こそ京王や小田急よりも早かった(1990年夏、母の同伴で佐野線葛生まで)ものの
さまざまなタイミングの悪さが手伝い、なかなか消化するに至らなかった。
特に日光方面は、過去にヒーリングをやっていた人から

(日光方面の旅行は)方角が悪い!

と突然キツく言われてしまい、長く敬遠してきたのもある。

この日までの未乗区間

日光線 南栗橋〜東武日光
鬼怒川線 全線
宇都宮線 全線
小泉線 全線
野田線 大宮〜春日部、清水公園〜船橋

※あえて『野田線』と書いたのは、個人的なこだわりです。笑

さて。
そんなグダグダを払拭する狙いもあり。
久々にガッツリ東武鉄道を使った旅をしようと思い立ちました。
特に今回はJRの青春18きっぷの消化も狙い、右回りの大回り行程を組みました。
いざ、旅に出ましょう。

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浅草駅一階の電光表示には、すでに発車案内が。

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浅草駅を利用するのは久しぶりで一瞬迷いましたが、券売機で無事に切符を購入。
会津若松駅までの4社連絡乗車券もありますが、今回はJR線内では青春18きっぷ利用のため
西若松までの3社連絡乗車券を購入。
普通のサイズですが2日有効です。

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しばらくは浅草駅をウオッチング。
27年前に比べると内外ともにリフレッシュしていますが、基本的な雰囲気はあまり変わらず。
先に停車していたのは、赤城行きの特急『りょうもう』と鬼怒川温泉行き特急『きぬ』。
27年前当時は最新鋭だったスペーシアだが、色は変われどその輝きは未だ失せない。
ちなみに『りょうもう』に自分が母と乗った時はまだ急行でした。

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さて、特急は3・4番線で客扱いするので5番線側に回ります。
すでにお目当ての快速の発車案内が出ています。

…だけど、LEDの行き先のところを無理やり二段にすることはなかろうに…( ´ -ω- ` ) 
幅広いんだから一段で『会津田島・東武日光』でいいと思うんだが。

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そして7:40、先に『りょうもう3号』が発車。

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そして3分後…

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今回のメイン、6050系が回送で入線!

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早々と乗り込み、運転席右側後部に座席を確保。

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車内のメーカープレートは6000系から更新された時の年を記載。

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ドア横以外はボックスシート。
蛍光灯にはカバー付きと、料金不要列車としてはデラックス仕様。

…と!
いま写真見直してみて気付いたが、

ハート型の吊り革付いてるやん!( ゚д゚)

実は会津田島を降りるまで、全く気づいていなかった。
いや、確かこの車内写真は自分が乗っていった車両じゃないから、もしかすると…

…あとは皆様、それぞれ自力でお探しください。

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ボックスシートはシートピッチもゆったり取られ、座面も区分されて座りやすい仕様。

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テーブルは跳ね上げて、広げることもできます。

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収納する時は、前のボタンを押して!

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そして、長距離列車には必須、トイレもチェック!

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外観から想像するよりは、思ったより広いです。
しかし和式であること、車椅子対応でないことはもはや時代遅れの感は否めないか。

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そんな車内チェックをしながら改札側に戻ると…
野岩鉄道所属車も組み込まれていた!
野岩鉄道には3編成(100番台)、会津鉄道には1編成(200番台)の同型車が在籍し、すべて
南栗橋車両管区新栃木出張所に配置、完全な共通運用が組まれている。

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それにしても…
更新・製造から27〜32年が経過し、だいぶ車体の疲労は隠し難いほどになってきている。
手厚い整備で車両寿命が平均的に長い東武鉄道をもってしても、こうしてだんだんと終わりが
近づいてきているのかなと考えると、切ないものがある。

…え、まだ浅草駅発車しないの?
すいませんねー。

まだです(笑)

続く、、、