その場所は、昨日の記録的猛暑とは違う、独特の熱気に包まれていた。
第31回ききまたく会@西新宿Navi Cafe
5月を最後に、いったん離れていた場所。
その場所はイベント設定からして独特。
季節関係なく、ただただ熱い。
昨日の暑さだったら、誰か倒れて死んでしまってもおかしくないくらい(笑)
それでも、その熱気をひたすらに待ち望み、ひたすらに欲していた。
どの暑さよりも心地よく、事後爽やかで笑顔になれる熱さが、そこにある。
それがあるからこそ、また前を向いていける。
その熱い思いが、ようやく自分のエンジンに火を付けるに至った。
そして、イベントを通して、また一段とギアが入った。
この二ヶ月で失いかけていた気持ちが満タンになるのは、あっという間だった。
むしろ、その二ヶ月が無かったんじゃないかと感じるくらいだった。
そう考えつつも、ギリギリ水面下ではさまざまな葛藤もあった。
まずは、急な胃痛の発症。
実は昼ご飯を食べる頃から違和感があったのだが、ビールを一口つけた途端に、激痛が。
あまりの痛みに近くの薬局に飛び込み、薬を一気に飲んだ。
イベントが始まる直前まで、痛みで出てくる汗を抑え、気持ちを鎮めることに衷心した。
そこに加えて、その胃痛を増大させてしまうのではなかろうかという懸念が、自分の横で
人知れず勃発していた。
二ヶ月経ってもこれっぽっちも変化していない様子に、心底失望した。
何度も何度もカミナリを落としそうになった。どうにかこらえましたけど。
それでも、それを補って余りある位のイベントの内容、そしてこのコミュニティを通じて
知り合った最高の音楽、大切な仲間たちに救われた。
春の四谷天窓以来の再会になる、木下直子さん!
急遽飛び入り演奏をしてくれた、水戸部望広とカホンの村岡さん!
人柄と歌声に痺れる!『愛の伝道師・魂のシンガー』持田浩嗣さん!
これだけ揃っていて、チャージ1000円の破格の【飲み会】。
それでも、高い金払って行くメジャーのライブより、破格に良いわけです。
二回休んでみて、さらにその凄さを思い知らされたな。
仲間たちの熱さも、健在。
たいちょう、おかえりー!!
自分勝手に離れていたのに、そう言ってくれたことがどれだけ嬉しかったか!
つくづく、ありがたい場所だなぁと感じた。
みんなの笑顔と変顔(笑)を写真に収めていく度、幸せを感じていた。
自分の好きなこと、得意なことで溶け込める余地は、どの場所でも幾らでもあるはず。
それが自分はこの場所では、たまたま写真だった。
それもセオリーに固執しない考えの持ち主だから、こうやってやることができる。
行動パターンも、セオリーも一旦バラしてみることで、新たな展開のヒントが見える。
そもそも、このイベントもそうやって成り立ってきたのではないのか?
あとは、自分自身がどれだけ勇気を持ってそこにいけるかだよ。
心底笑いたければ、楽しみたければ、まず自分からだということを知って欲しいな。
リスタート。
自分の中でのききまたく、第三章の始まりかな。
スケジュール的にはなかなか厳しいけど、まずは11月に向けて走り出さなきゃ!
その流れに大きく乗り遅れないように!!