昨日、母方の親戚の叔母さんが90歳で亡くなった。
最近は認知症を患いずっと施設暮らしで、家族の記憶も無かったそうだから何とも
寂しい最期だったが、老衰で眠るように逝ったのはまだ幸いだったのか。
兄である祖父も認知症だったから、嫌なところ遺伝しているのだなぁ。
住んでいた町名と家の立地が交差点の角だったから、親戚間では常に「おかど」と
呼び慣らされてきたが、自分たちとの交流は皆無に近かった。
22年ほど前に国鉄の職員(車掌や助役をやっていたらしい)だった叔父が、72歳で
他界した際に葬儀に参列したが、本当法事の時ぐらいのもんだった。
しかも、4年前に祖父が他界した時にはすでに施設入りして出てこれなかったから
記憶が正しければこの22年前の叔父さんの葬儀が最期ってことになる。
もともとそんな表立って出てこない人だったとはいえ、寂しいものだ。
それでも、記憶の片隅には間違いなくちゃんと居る。
ミヤコ蝶々によく似ていた叔母さん。
お疲れ様でした。ゆっくり休んでください。
明日のお通夜には、直接の親戚である母が参列することになった。
チェリーランドは夕方以降父が一人で営業する。
自分は夜の予定を取り止め、自宅側の諸対応を取ることになった。
葬儀には参列しないが、追善回向しながら叔母さんを偲ぶことにしよう。