6月20日、ついに京葉線の201系が営業運転を終了。
首都圏から鋼製・一色塗りの国鉄形電車が消滅してしまった。
(残るのは豊田車両センターに保存前提で留置されるクハ201-1のみ)
しかし、首都圏において201系が京葉線に投入されたのは2000年になってからのこと。
それまでスカイブルーは西日本のみの存在だったから、馴染みの薄さは否めなかった。
しかも西日本からほどなく消えてしまったから、その感はさらに強かった。
だから自分の中では、201系は去年の10月17日で終わっていたんだと思う。
自宅から京葉線も遠いため、撮影に行く頻度は極端に減少。
都内でライブがあるとか、そういった折に出掛けるのみだった。
それでも廃車回送は追ったし(過去記事参照)それなりにやってはいたけど…
やはり身の入り方は、中央線の時に比べると雲泥の差だった。
先月カメラが壊れてからは、さらに拍車がかかっていたようだった。
それでも、やはりなくなってしまうという惜別の念は強く。
6月17日、吉祥寺にライブに行く前に京葉線を訪ねた。
古いデジタルカメラを復活させて。
京葉線では定番の場所なのだが…
さぁ、いざ201系を撮りましょう!と気合を入れたら…
実はこの古いデジカメ、なぜかこうやって露出が暗くなる癖がありまして。
それが頻繁になったので新しいのを買ったのだった。
そしてこの後から、機嫌を伺いながらスレスレの撮影が始まる…
時折強い雨が降る中、他の撮り鉄に混じって撮影を敢行。
こちらも、いよいよ終焉近い113系。
撮れるのなら、撮れるだけ撮る。
それが今回のお題目。
生憎の天候だったのが残念至極だったけど、京葉線らしいかな。
実は、京葉線に撮影に来るときってあまりいい天気だったことが無い。
それでも、こうやって多くの撮り鉄が最後の姿を収めに来ていました。
鉄子さんもおられたなぁ。
実は、先の舞浜→蘇我でも一緒だったんだけど(笑)
よくよく聞くと、TGV知ってたり案外世間が狭いことが判明したし(^-^;)
それにしても、入る前は新車投入が待ち遠しいのに、いざ入ってくると途端に寂しさが
募ってくるのはいったいどういうことなのだろう。
あまりに寂しかったんで、デジカメの白黒・セピアモードで撮影してみた。
それで気持ちがまぎれることなんてこれっぽっちもないんだけど。
中央線ではひたすらに日常の姿を収めることに腐心していたから、この期ななって
少しだけ気持ちに余裕が生じた表れなのかもしれない。
中間クハのヘッドマークも変わらずついてました。
珍しく先週末は土日とも仕事に入っていたため、成東界隈まで撮影に出向くのは
ついに叶うことのないまま終わりました。
まぁ昨年夏、誉田で併合作業を収められたから良しとしたいものです。