クローズアップ現代 | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

死刑問題にまつわる特集をNHKで観た。

幸いにして自分の家族・仲間でそういう犯罪に巻き込まれた人は
今のところいないのだが(知らないだけなのかもしれないが)
もしも、自分の愛する家族が、若しくは仲間が殺されたりしたと
(仮定したくないが)したら、加害者に対しどう思うのだろうか?
果たしてどれだけ平常心でいられるか自信はもてない。

だが、この考えは変わらない。

人の命を私欲だけで殺めるならば、自らの命をもって償え

と。

だから自分は死刑を否定しません。
みんな(基本的に)同じ環境下でこの世に生を受け、こうして日々
悪戦苦闘しつつ暮らしているのに、ほんの一人の僅かな身勝手が
他の平穏な人生を狂わせることがあってはならないと思う。
ことに最近、そういった事件があまりにも多すぎる。

マスコミや教育も、くだらないことであれこれとお茶を濁す前に
もっと真剣に未来を考えるならば、基本的な「人の命の大切さ」
それを踏まえた上で議論を尽くしていただきたいと感じた。

今回、東京拘置所の刑場公開は画期的なことではあったと思う。
しかし、申し訳ないがそれを手放しで評価はしたくない。
なぜならば、先の参議院選挙で惨敗した民主党、更には落選した
にも関わらず大臣の椅子にしがみつづけている千葉法務大臣への
批判をかわすための"目眩まし"としか思えないからである。
ただでさえ党の権力争いに腐心し経済円高対策の一つも出せない
国民不在の醜い姿を露呈し続けている連中に、どこまで被害者の
遺族の気持ちになって考えていられているのか…
その辺の強い疑問に対して真摯に答えて戴きたいものである。
答えられぬならば、いっそのことキャッチコピーを

"自分たちの生活が第一"

とお改めになってはいかがであろうか?
それくらい強い怒りを持って、政局を見つめている。