先日、自宅からクルマで1時間くらい掛かるところに、安めの物件が出たので、買付証明を提出した
既に二番手なので、あまり期待しないでいたところ、忘れた頃に
順番が回ってきた
これは神様がお示しくださったご縁だ。
と思い、具体的な契約日を設定したところでー
買付証明を破棄した
実は、物件の近隣住民への訪問と、町会長への訪問を行った結果、気になることが発覚したので、
やっぱりやめた。
買付証明ってのは、買い手の一応の購入意思表示に基づき、「仲介の不動産会社が」、仲介する買い手の特定と、その交渉順位の根拠にすることを目的としている
そもそも書付証明の宛先って、
売主 ▶︎ 売主あて
かと思いきや、
売主 ▶︎ 仲介の不動産会社あて
ってことが多いんだよな。
仲介会社の都合なわけだ
そして、買付証明ってのは、
契約の諸条件が合意されていない段階での意思表示なので、一般的には、買い付けることの法的効力はないとされる
だから、
買付証明に法的効力はない
ということは、どこの不動産屋さんもわかっている
なので、
購入整理券
みたいなものと考えて差し支えない
だから、気になる物件があれば、どんどん買付証明を出してしまおう!
…なんて、安易な行動しちゃいけないんだぞ!
不動産屋さんだって忙しいんだからな
それに、あまりに引っ張ってから買付破棄すると、相手が売却に具体的に着手して、金銭面で負担したりしてたりすると、損害賠償請求は免れないからな。注意したい
とはいえ、気に入ったら、とりあえず買い付け出さないと、交渉の順番を確保できないじゃん。
買付証明出して、買うつもりになるからこそ、近隣訪問して、住所、氏名までを開示して、具体的にお話しできるんじゃん。
え? なんで破棄したかって?
やはり近隣住民へのヒアリングは大変参考になる。
■前面の隣地を追加購入すると道路付が良くなっていいなと思ってたところ、隣地住民とは警察沙汰にまでなっていて、折り合いが悪いことが判明
■周囲は皆、公共水道に切り替えているが、2軒だけ残る共同井戸の1軒が当物件。ポンプの老朽化リスクが判明
■雑排水を崖の下のポニョの第三者私有地に流しており、その御奉公として、年に数度、草刈正雄が条件であることが判明
■擁壁が、だいぶオメデタ(ご懐妊)の如く膨らんでることが判明(ずっと見ている近隣住民にはわかるみたい)
物件の値段より、リスクの方が大きいかなと思ってー。田舎物件らしいリスクだ
やはり戸建物件は、物理的に、共同管理等がなく、なるべく独立固有の状態で、管理維持できることを、私は重視したい