昨年末に、チョーボロ家を購入した。
まず、
ボットン便所
和式だが、洋式チェンジキットを装着している
ボットンは、室内に手洗い水栓があるんだな。
ある意味、ハイカラだ
そしてー
畳がない。襖もない
さらにはー
昭和40年代のバランス釜
子供の頃、これだったなー。
複数で水道使うと、水圧が下がって、給湯温度が上がったり、下がったりする
頭を、シャワーで洗ってると、いきなり熱湯になって、
あちちちー…
お母さん！いまお皿洗わないでよー！
みたいな
話が、サイドロードに逸れたな💦
そんでもってー
キッチンシンクとコンロ台がない💦
かつ、
洗面台もない💦
前の所有者が、クロスやCFを修繕してくれてたので、一見すると綺麗だ。床と壁が綺麗なだけで、吐き気は催さないものだ
建物は屋根はちゃんとあるので、なんとか住める状況だが、犬小屋じゃないんだから、当然このままでは貸せない
ところが、この物件、土地が広い。60坪弱ある。
なので、住宅はやめて、倉庫、資材置場として貸そうと考えたんだ
ジモティーに載せた瞬間、建設会社や地元農業関連法人などより問い合わせがバリバリくる
5連続ジモティーで、契約成立か
なーんて、そんなうまくはいかず、零細法人はなかなかカネにシビアだ。幸先はよかったが、その後全く反響がなく、募集から２ヶ月を経過した。
やっぱり、リフォームするかー
…とおもってたら、昼飯時に電話が📞
出てみると、私の別の貸家物件の隣に住んでいる年配の大工さんだった。
右が私の貸家物件。左が大工さんが住む物件。
大工
「今いるところ、3月で追い出されちゃうんだよー。ちゃきたんさん、物件持ってない？」
ちゃきたん
「あるある。ただし自分で直しながら住んでもらうけど、いいかな？」
大工
「いいTomorrow！」
すぐさま契約が成立した。契約は両者の合意のみで成立する諾成契約だ。私は不動産屋じゃないから、重説も書面交付も必要ない
しかしながら、ちゃきたんは口約束は契約とは認めないので、契約書はしっかり作成し、亡くなった奥さんの連れ子の娘を連帯保証人にしてもらうことに成功した
保証契約は書面で行わないと効力がないからな。法律改正に伴い、極度額もしっかり96万円に設定させてもらう
今回とても嬉しいケースだ！
大工さんとDIY可の賃貸借契約すると、結果的にリフォーム代が浮く
これはラッキィ池田だ！
画像歯医者苦。
だだ気をつけないといけないことがある。
許可してリフォームさせた、造作の買取請求権だけは、契約で排除しておかないといけない造作。
でないと、退去時に
「買い取ってちょんまげ？」
とか、言われちゃうからな
いいことづくめの契約だが、家の中、なにもないな
ちょっと、カワウソーだ
前向きな話し合いの結果、私が追加で用意するのは
キッチンシンクとコンロ台
と決まった！
だいたい末端価格で約4万円だ（１ヶ月分の家賃と一緒）。しかも調達、運搬のみ。設置は入居する大工さんがやってくれる。
大工さんと契約するといいぞー
ボロ住宅に対する、目線の閾値が極めて低い。
だって、おおよそは自分で直せるから。
この大工さん、注文住宅メーカーの専任大工さんだ。仕事の精度は高そうだ
そんなわけで、今回、放置プレイを初体験したが、長いこと入居者が決まらない羞恥心に、どれだけ耐えられるかが決め手だ
あまりに決まらないから、放置するボロ家の羞恥心に耐えられず、ついついお金と労力掛けてリフォームしちゃいたくなっちゃうからな。これは羞恥心ならぬ修理心（笑）