嘘をついて帰りたがる女
繁忙期のこと。
支店近くの女子大に入学する女の子とその家族が部屋を探しに来ると、数日
前に連絡があった。
あいにく、会社の管理物件ではその女子大の近くの物件は満室になっていた
ので、仲の良い同業者さんの管理物件である新築の物件鍵を借りていた。
予め時間が分かっていたので予定通りにその物件を案内。
その物件はオートロックで50戸以上もある大きな物件で、その女子大から
比較的近いし、物件と女子大の間にはスーパーもあるし、交通の便も良いし、
女性の1人暮らしには持ってこい。決めるしかないと思っていた。
ところが・・・ところがである
部屋を見終わった後、わざとらしい芝居で女の子のお父さんが、
「娘の体調が悪いからスミマセンが帰らせてもらっていいですか?」
「いいですよ。娘さん、大丈夫ですか?」
いくら芝居とは言え、お客様に対してちゃんと対応するのは礼儀だと思って
そのときは最後まで案内を済ませた。
当然のことながら、帰りに借りた鍵を業者さんのところへ返しに寄って、
その業者の中の良い方と話していた。
「途中に逃げるように帰っていったんですよ。娘さんの腹痛を理由に・・・」
「そりゃ、失礼な客だね。あれ以上の物件はうちにも無いよ。」
「ですよね。うちにもないですもの。」
と話していると、
「スミマセ~ン」
そう、先ほどの家族がやってきた。
「あっ、○○さん(さきほど斡旋したお客さん)だ。」
思わず反応してしまった。
どうやら、私に気付いたらしくとてもバツが悪そうだった。
きっと、同じ物件を紹介されると思いながら、私は会社へ戻った。
ここでお願い。
変な嘘をついて逃げるようはやめよう
・・・業者の間でもお客様の情報を流しているかも知れないし(笑)
支店近くの女子大に入学する女の子とその家族が部屋を探しに来ると、数日
前に連絡があった。
あいにく、会社の管理物件ではその女子大の近くの物件は満室になっていた
ので、仲の良い同業者さんの管理物件である新築の物件鍵を借りていた。
予め時間が分かっていたので予定通りにその物件を案内。
その物件はオートロックで50戸以上もある大きな物件で、その女子大から
比較的近いし、物件と女子大の間にはスーパーもあるし、交通の便も良いし、
女性の1人暮らしには持ってこい。決めるしかないと思っていた。
ところが・・・ところがである
部屋を見終わった後、わざとらしい芝居で女の子のお父さんが、
「娘の体調が悪いからスミマセンが帰らせてもらっていいですか?」
「いいですよ。娘さん、大丈夫ですか?」
いくら芝居とは言え、お客様に対してちゃんと対応するのは礼儀だと思って
そのときは最後まで案内を済ませた。
当然のことながら、帰りに借りた鍵を業者さんのところへ返しに寄って、
その業者の中の良い方と話していた。
「途中に逃げるように帰っていったんですよ。娘さんの腹痛を理由に・・・」
「そりゃ、失礼な客だね。あれ以上の物件はうちにも無いよ。」
「ですよね。うちにもないですもの。」
と話していると、
「スミマセ~ン」
そう、先ほどの家族がやってきた。
「あっ、○○さん(さきほど斡旋したお客さん)だ。」
思わず反応してしまった。
どうやら、私に気付いたらしくとてもバツが悪そうだった。
きっと、同じ物件を紹介されると思いながら、私は会社へ戻った。
ここでお願い。
変な嘘をついて逃げるようはやめよう
・・・業者の間でもお客様の情報を流しているかも知れないし(笑)