今回は、日本茶インストラクター協会北九州ブロック長崎県支部の嶋田支部長について。

 嶋田支部長は、10月末に静岡県で開催された第3回インストラクションコンクールで、最優秀賞を受賞されました。長崎県の日本茶インストラクターが日本一の栄誉に輝いたのです。

 同コンクールでは、テーマを決めてお茶をプレゼンし、そのテクニックを競うもの。

 嶋田支部長のテーマは「This is JAPAN」でした。日本茶とその文化を世界に発信することを表現し、評価されたそうです。

 嶋田支部長は、2008年、09年と中国北京市で長崎県産茶のPRに尽力され、多くの中国の方々を魅了しました。写真は09年のものです。

 また、長崎県支部としては、10年9月に長崎市の孔子廟でPR活動を行う など、世界に目を向けた活動を企画・実施されています。

 そうした嶋田支部長の「This is JAPAN」は、とても嶋田支部長らしい、他の方では表現できない素晴らしいプレゼンだったと思います。

 本当におめでとうございました!


話ビ茶ビ-わびさび-(spec2)-北京フェア

 中国報告第3弾。タイトルは、折角「月旅行」で続いたので、コーネリアスの曲から引用しました。

 最後の報告は、「長崎玉緑茶」の可能性について。

 第1弾の報告にも書きましたが、いくら経済発展している中国でも、優れた商品だから即座に売れるということはありません。良さ(特長)を伝えること、当たり前のことですが、このことについては、何度も再確認しなければなりません。

 「長崎茶匠(ながさきちゃしょう)LLP」は、当地で活動する貿易会社の皆様や、在中日本人の方々と繋がることで、販促活動を開始していますが、「長崎玉緑茶」が当地で本格的に売れるようになるためには、「長崎茶匠LLP」自身が今後も、そうした方々と連携して活動を行い、商品を取り扱う小売店や消費者に訴求していかなければなりません。中国での活動はまだ始まったばかりなのです。

 今回の渡航で嬉しかったことは、展示会で情報交換した当地のお茶屋さんの一人に「長崎玉緑茶」の味を気に入っていただいたことです。取引関係に発展するかは未定ですが、「美味しくて、とても気になる」と言われて励みになりました。

 それと、北京市で活躍されている日本食料理店「桜心(おうしん)」様。お忙しいところ、丁寧に対応していただきありがとうございました。「長崎玉緑茶」の粉末商品を活用した提案メニューは、とても美味しかったです!

 そうそう、「桜心」様から宿泊先へ帰る時、既に22時を回っていました。見上げる空はきれいな三日月。この日から本格的に冷え始め、北京市もいよいよ冬本番だそうです。

 今度、暖かくなる頃に再び渡航することを夢見て、「長崎茶匠LLP」と元気に帰国したところでした。

話ビ茶ビ-わびさび-(spec2)-北京展示会    話ビ茶ビ-わびさび-(spec2)-桜心                   

話ビ茶ビ-わびさび-(spec2)-桜心2

 中国の報告第2弾。タイトルは、S.G.G.の曲から引用しました。

 今回は、北京市と天津市の2都市を4日間で動き回ったのですが、天津市には、新幹線で移動しました。最大時速333キロ!客席に表示が出るのですヨ!興奮しました。

 また、窓から見る景色には、農地や広野のど真ん中にニョキニョキと伸びる超高層ビル郡があちらこちらに見え、当地の発展とそのエネルギーの巨大さを垣間見ました。

 さて、天津市は、想像以上の大都市。どこまでも続く近代的な繁華街・ショッピングモールがあり、驚きました。

 展示会に関しては、当地で頑張っている在中日本人の方々や、今回の展示会を開催した貿易会社の皆様からエネルギーをいただき、僕らも頑張らなければと拳を握ったところでした。前進あるのみですネ。

 最後の写真は、天津市から戻り北京市で取った市街地の写真です。遠くに新幹線が走っているのですが、見えるかな?


話ビ茶ビ-わびさび-(spec2)-新幹線   話ビ茶ビ-わびさび-(spec2)-天津

話ビ茶ビ-わびさび-(spec2)-展示会場   話ビ茶ビ-わびさび-(spec2)-北京市2

 今回から、3回に分けて中国での活動を報告。

 11月9日から6日間、といっても前後2日間は移動日だったので、実質4日間、中国の北京市と天津市で「ながさき茶ネットワーク」の販路開拓PT「長崎茶匠(ながさきちゃしょう)LLP」と共に、「長崎玉緑茶」のテスト輸出と販促活動を行ってきました。

 中でも、今回は、北京市と天津市の両会場で開催された「第7回日本業務食材展示会」での出展がメインであり、2日間に亘り、当地のバイヤーや在中日本人の料理人の方々と様々な情報交換が図られました。

 確かに、中国は凄まじい勢いで発展していますが、そこに物を持っていくだけで売れるかというとそうではありません。優れた商品ならば、その良さ(特長)を伝えなければ売れないわけで、どのように伝えるべきか、中国滞在中は、一緒に行ったメンバー2名と毎晩、熱く議論したところでした。

 中国での販促には、様々なハードルがありますが、10年先を思い描きながら、今後も継続して挑戦していきたいと考えています。

 さて、タイトルはトライセラトップスのヒット曲から引用しました。今回一緒に渡航したメンバーの一人が、昨年始めて中国へ行くことになったときに「月旅行と同じ感覚で、未知の体験」と不安がっていたことを思い出し、このタイトルにしました。

 今回、このメンバーの方は、現地の食事も「美味しい」と、すっかり慣れた様子。写真は、初日に食べた鍋料理です。とても美味しかった!


話ビ茶ビ-わびさび-(spec2)-北京市    話ビ茶ビ-わびさび-(spec2)-セミナー                                     

話ビ茶ビ-わびさび-(spec2)-鍋


 9月25日、「ながさきグリ茶研究会」が一般市民に参加を呼びかけて「秋摘み茶」の茶摘体験とホットプレートを使ったお茶つくり、お茶の美味しい淹れ方講習を行いました。

 参加した市民は約20名。「ながさきグリ茶研究会」の会員が呼びかけて集まった身近なサポーターです。

 県北振興局、佐世保市、松浦市、佐々町及びJAながさき西海の指導員といった関係者のサポートのもと、茶生産者によるアットホームな雰囲気の素晴らしいイベントでした。

 「ながさきグリ茶研究会」は、これまでは日本にお茶の文化を伝えたとされる「栄西禅師」が中国から日本に帰着した平戸市千光寺の清掃活動など、長崎県産茶のブランド化を下支えする大切な仕事を率先して担ってきましたが、一般市民に向けて参加を呼びかけたイベントは、今回が初めて。

 茶摘体験やお茶つくりを通して、お茶をより身近に感じていただけるよう楽しみながら教授しました。また、お茶の美味しい淹れ方の講習では、ちょっとした工夫で味が大いに引き立つことを伝え、参加者に大きな感動を与えました。

 「ながさきグリ茶研究会」は、設立から5年を経過し、メンバーも増えて真の意味で長崎県北地域の茶業を背負って立つ存在に成長しています。設立当初から関わっている一員として、とても感激し、今回のイベントに飛び入り参加させていたただいたことに心から感謝いたします。本当に、ありがとう!僕も元気になりました。

 これからも活動の輪を拡げましょうネ。市民や関係者といったサポーターがいつも応援していますからネ!!

 なお、集合写真は、「ながさきグリ茶研究会」と関係者サポーターです。これからも一緒に前進あるのみだ!


話ビ茶ビ-わびさび-(spec2)-お茶つくり 話ビ茶ビ-わびさび-(spec2)-講習


話ビ茶ビ-わびさび-(spec2)-みんな