「ながさきグリ茶研究会(愛称:グリ研)」は、県北地域の担い手8名で組織する自主的な勉強グループである。毎年、県で開催される茶園の審査会には、研修会として審査員に同行し、積極的に審査法や茶園の仕立て方を学んでいる。

 11月8日、例年以上に時間を掛けた審査に同行し、グリ研は更なるレベルアップに目覚めることとなった。

 担当者としては、今年の県北地域の茶園の状態が3年前に等しいくらいに‘悪い’ことを感じてきた。なにより5月から10月まで続いた干ばつは、樹勢を大きく奪ってきたからである。

 案の定、県北地域の茶園は、県下では下位を占めることになった。いや、結果を知る以前から、当日の研修でグリ研は皆、気づいた「今年は、他産地に負ける」と。

 大切なのは、何故負けたのかだ。ということで、研修会後の室内討議は白熱した。

 私は言った「干ばつの影響は大きかった」と。しかし、グリ研は言った「干ばつは、どこも同じ。足りないのは、干ばつに負けない茶園環境づくり、つまり‘土づくり’だ!」

 嬉しかった。今までも、結果が即座に見えてこない土づくりに、出来る人と出来ない人の取り組みの差があることは、再三指導してきた。しかし、不運ながらも、今年のような気象の時に、この差がハッキリ現れ、そして、グリ研は気が付いた。

 早速、来月早々には、土づくり資材(堆肥など)がグリ研会員の茶園に多く入る。グリ研は本気だ。

 担当者として、今年の結果にいつまでもヘコんでいられない。

 ・・・ちくしょう、来年は絶対見てろよ!

反省会