モノゴトのオワリ | 【月刊】ちゃじゃわのブログ(※期間限定【週刊】ちゃじゃわのブログ は終了致しました)
「幕が上がる」の中で『劇団なんて星の数ほど存在する』旨の台詞がありましたね。
夜の高層ビル群のシーンです。


同様にオーケストラやブラスバンドなどのアマチュア楽団もまた沢山あるんですね。
大学などのオーケストラ部員や大学を卒業したOBなどが縦横の繋がりでまた集まって、新たな楽団を形成するんですね。
既存の楽団が多数あるのに更に新規作成するので、その数はどんどん膨らんでいくばかり…。
でも、同時に消えていく楽団もあるはずですよね。

かつて『青少年音楽日本連合』という、ユネスコ傘下の世界規模の音楽交流団体の日本支部のオーケストラがありました。
通称 “ジュネス” 。
国内の学生や若手社会人がそれこそ縦横の繋がりを駆使して(一応オーデション有り)毎年オーケストラを結成して定期演奏会を開催していました。
某国営放送が後援し、会場は渋谷のホールで、TVやFMで放送されていました。

自分が学生時代、学外の人達との交流・ジョイント演奏会の最高峰といえば、この “ジュネス” だったかも知れません。

1961年に発足したこの「青少年音楽祭」は、2001年7月8日を最後にその活動を停止しました。

時代の流れでしょうか?
学生の気質の変化でしょうか?
それとも、何かマンネリ化が嫌われたのでしょうか?
(現在、学生オーケストラ部員の倅はこの “ジュネス” については全く知らないそうです…。)

意気揚々・前途洋々と始まって栄華を極めても、いずれ惰性となってマンネリ化したり、更に新しい物が登場たりして、飽きられてしまうのは世の常です、

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