ヤスユキブログ -65ページ目

日本語②

日本語には他の言語には訳すことの出来ない言葉がある。
「いただきます」
「ごちそうさま」
当たり前に使っているこの言葉は外国には存在しない。
料理を作ってもらった人への感謝、食べ物への感謝の気持ちを表す言葉であり、手を合わせる。僕が幼稚園で一番記憶に残っているのは皆でこの言葉を揃えて言うことだった。
しかし同じ仏教国であるタイにその言葉はなかった。黙って食べ始め、黙って食べ終える。
何か違和感の残る僕は小さく手を合わせていた。

例えば誰かに食事に連れて行ってもらった翌日、“昨日はごちそうさまでした”と言うのが当たり前でありマナーだろう。しかし、この言葉がない外国の人はどうしているのだろうか。“昨日はThank you”では何か違う。
別の言い回しがあるのかもしれない。

それともう一つ気になる言葉が、
“ありがた迷惑”
これこそ日本人を象徴するような言葉ではないかと思う。
感謝はしているのだが… という微妙な気持ちの時に使うのだが、これを口に出して言うことはまずない。“ありがとう”の一言になってしまう。

“空気を読む”
これも日本語特有のもので、実によく出来た言葉だと思う。“雰囲気を察する”という訳にすると外国でも伝わるだろうが、このニュアンスは日本語にしか出すことが出来ない。

しかし日本語が世界公用語になってしまったら混乱の絶えない世の中になってしまうだろう。相手に伝わりすぎてしまうのも問題だ。
この小さい島国で閉鎖的に使っているのが面白い。

日本語

僕はお笑いを見るのが好きだ。
一週間録りだめしておいた番組を休日に一気に見て笑っている。
その中で“ナイツ”というコンビのネタの一つが頭に残った。
それは“三本の指に入る”と言うところを“三本の指が入る”と言い間違えるボケだった。
文字にすると面白くないが、思わず吹いた。一文字変えるだけでまるで違う意味になってしまう。
日本語の面白さを感じた瞬間だった。完全に下ネタだが。。

タイにいる間もずっとお笑いを見ていた。タイの笑いは主に“リアクション芸”だった。ダチョウ倶楽部のような体を張った芸人が多く、タイ語がよくわからない僕でも理解できるボケだったがあまり笑えなかった。
タイ語には日本語のような独特な言い回しがあまりないので話芸と呼ばれるものは流行らないのではないかと思う。
ただ日本語は使いようによっては誤解を招いたり、言い争いに発展してしまうデリケートな言語だと思う。

これからも発言には注意したい。

タスポ

最近“タスポがいらない”自販機が増えた。タスポの普及率がいかに低いかがよくわかる。
僕はタバコを吸わないので無縁(無煙)な話なのだが、先日ロードワーク中にふと目にとまったのが、“成人識別カメラ付き自販機”だ。

カメラに自分の顔を写し、機械が成人の判別を行うらしい。その精度がどれほどのものかはわからないが、よくそんなアバウトなものを作ったものだと思う。
だいたい未成年がタバコを吸い出す年齢は17ぐらいだろう。
17と言えば顔はほぼ出来上がっているし、実際に僕らが見ても成人しているかどうかは判断が難しい。
ましてや5歳児がタバコに手を出すことはまずないだろう。
つまり17、18、19歳の未成年にタバコを買わせないためのタスポだったはずなのに、これではまるで意味がない。19歳と20歳なんて差はまずない。
成人と識別されなかった人は免許を入れさえすれば買えるらしい。それなら最初から免許を入れればいい話だ。
カメラで顔を撮る必要は全くない。

世の中には童顔の成人など山ほどいる。
特に日本は童顔大国と言ってもいいだろう。
そんな中でのこのカメラはやはり“ナシ”だったと思う。

今度そのカメラに自分の顔を写してみようか。。未成年だと識別されたら喜ぶべきだろうか。

不必要なものは身の回りに溢れている。