外国語学習を通して学べることは、
読み書き聞き話しができるようになることだけではない。


例えば、異なる考え方を持つ人を受け入れられるようになったり、
海外の政治や経済への関心が強まったり、
他人とスムーズに会話するスキルが磨かれたりと、
様々な分野で人間力を鍛えられる。


言語を習得すること自体に目が向きがちだが、
言語習得だけでなく、
学習を通して得た考え方や興味、環境も大きな習得である。



buぶーぶー

上海に来て2か月半経ちました。
上海人に上海語を教えてもらえるので、着実に語学力がアップしてます!


上海語は普通語(北京語)と比較した場合、
以下のような印象があります。
①同じ漢字でも発音が全く異なる
②erの発音が少ない


①の例では、
「很好吃(とても美味しい)」の場合、
北京語:ヘン ハオ チー
上海語:ロー ホ  チェ


「我不知道你想说什么?(何が言いたいのかわからない)」の場合、
北京語:ウォー ブ ヂダオ ニー シャン ショー シェンマ
上海語:ンー  バ ショタ ノン シャン ガン  サー   

となります。


(発音にこだわる私としては本当はカタカナで書きたくないのですが・・・)


②の例では、
北京語の場合「没事儿(なんでもない)」「有空儿(時間がある)」「玩儿(遊ぶ)」など
後ろに「儿(er)」を付けることが多いですが、
上海語では主に付けず、それぞれ「没事」「有空」「玩」になります。



文法はほぼ同じで発音が異なるだけなので、
発音さえ覚えてしまえば上海語もしゃべれるようになります!


buぶーぶー

言葉を話すとき、母国語と外国語では頭の中で起こる動きが異なる。

《母国語の場合》
伝えたい内容や意味を思いつく→その意味に該当する言葉を母国語から選び、口から音を発する

《外国語の場合》
伝えたい内容や意味を思いつく→その意味に該当する言葉を母国語から選ぶ→母国語の言葉を外国語に変換し、口から音を発する

上記のように、外国語は母国語を話すときよりワンステップ多いため、母国語よりスムーズに言葉が出てこない。

母国語が形成されてから外国語を学んだ人は、初めは殆ど上記の方法で外国語を話す。

それでは、外国語を母国語のようにスムーズに話すには?
それは、とにかく多く聞き、多く話すこと。
そうすることで、徐々に外国語が母国語に近づいていく。

この一ヶ月、私の中国語が母国語化したフレーズ。
・那就好了(それならよかった)
・怎么回事了?(どうしたの?)
・把所有的东西都放在这里(全てのものを此処に置いておく)
など。

多听多说、多く聞いて多く話して、
外国語の母国語化をしよう。


buぶーぶー