鳥海山頂美術館2012年度展示作品募集!!!!!

昨年[2011年7月]、鳥海山山頂大物忌神社御室参籠所[新館]にて、沢山の方々の協力のもとオープンし話題となった鳥海山頂美術館。秋田、山形両県の登山客はもちろん、インターネットで知り、それを楽しみに訪れた日本全国の登山愛好家の皆様の応援により、日本一標高の高い美術館という企画は大成功の元に初回を無事終えることができました。この大成功を皮切りに、今後夏期山頂小屋営業期間の美術館の開催の継続が決まり、今年度より秋田、山形出身または在住のアーティストの作品を公募し、日本の名峰鳥海山の新たな名所スポットとして、広くアピールしていきたいと考えています。

応募資格:秋田県、山形県在住または出身のアーティスト4名[プロ,アマ不問]
     [作品10~20点、荷上げ6月~荷下げ9月末の間お貸しできる方]
応募期間:2012年2月1日[受付開始]~5月末日
展示期間:2012年7月2日~9月中旬[参籠所営業期間]
応募方法:下記へアクセス↓ [サイズ、受け取り方法などの相談]
     chairobrand@yahoo.co.jpまたは090-4848-2290[館長 松本]
     美術館担当の松本です。どんなことでもお気軽にお問い合わせください。
     *作品の種類はいっさい問いません[ただし山頂へ運べるもの]。

↓↓↓↓↓↓↓↓
2011年度「鳥海山頂美術館」告知文

「鳥海山山頂御室参籠所」の簡単な紹介。
場所:鳥海山最高峰新山(標高2236m)のちょこっと下。
宿泊:予約制1泊2食付き¥7350素泊まり¥4200*ChoukaiSweetRoom個室利用2食付き¥9450(¥2000増し、ただしOPEN記念価格平日は¥1000増し¥8400)共同部屋、個室合わせて1日150名まで宿泊可,
要予約(利用人数に制限がありますのでお問い合わせください)
予約:鳥海山大物忌神社吹浦口宮TEL(0234)77-2301FAX(0234)77-3424
*ご来光あり!影鳥海あり!!生ビ-ルありー!!!ちなみに生はたったの1000円、たったの。

「鳥海山頂美術館2011」

2011年、秋田と山形にまたがる日本の名峰鳥海山の山頂、鳥海山大物忌神社参籠所に新館『ChokaiSweetRoom』とゆう個室部屋が誕生しました(4部屋)。同時にそこは室内、通路に写真や絵画などの作品を展示したアートスペース、『鳥海山頂美術館』として今年からさっそく4人のアーティストの作品が展示される事になりました。
荷物を背負い、自分自身の身体と足で土と岩を地球を歩き、鳥海山の美しい自然に触れ、山頂の山頂だけの美術館でさまざまなアート作品と出会う。皆様の鳥海登山が特別で素晴らしい思い出となりますよう心よりお祈り申し上げます。

場所:鳥海山大物忌神社山頂参籠所 新館「ChoukaiSweetRoom」 
期間:2011年7月3日~2011年9月10日
自由観覧:午前10:00~午後1:00(宿泊部屋のためこの時間外でも空室であればご覧いただけます)

ー参加アーティストー

菅原 實 (風景写真家)
酒田市出身、大黒様似。以前、鳥海山頂参籠所で夏山期間(毎年7月~9月中旬)勤務していた経験を持ち、24時間あらゆる天候の鳥海山を内側、外側からファインダーを通して見続けた人物。今回は地元山形遊佐側からみた鳥海山の風景を集めました。鳥海山花の本の写真を監修。

cocola.染 (染色家)
先祖が染物屋を営んでいたDNAを受け継ぎ 時代を超え現代に…。 独学にて染色を得とくし、いまだオリジナリティ溢れる技法で注目を集める! 
2010年には秋田県の田舎町に住みながらも、 オーガニックウェアで絶大な人気を誇る 【GO HEMP】 にOEM用(二次加工)の許可をもらい 新たな展開を迎える。 
田舎町でしか感じる事が出来ない大自然のマッタリとした時間の流れ。 
この大自然のインスピレーションを受け、見る人の"時"を止める 
【cocola写真展】 
http://photo.mixi.jp/view_album.pl?album_id=17870505&owner_id=7027450

佐藤将彦 (反骨スポーツフォトグラファー)
北東北を中心にスノーボード、サーフィンの撮影を行っている。自身もプレイヤーであるがゆえに撮る事が出来るライダーと自然とが一体となった迫真の作品群の中から今回は鳥海山での作品を中心に展覧。秋田市太平山スキー場でのスノーボードスクール、鳥海山でのバックカントリーガイドサービスなどの活動も展開している。東北スノーボード協会秋田県理事。
(問)mshk13@docomo.ne.jp

TOWA矢野正晃 (絵描き)
横手市(旧平鹿郡)雄物川町出身。物心付いた頃より自分は絵描きとしてしか生きられないと悟る。
2003年より、クラブイベントを中心に“クレヨンによるライブドローイングパフォーマンス”を開始。その独特な世界観からたくさんのイベント出演依頼を受け、以後数々の著名なアーティストとも共演、パフォーマンスを披露している。
2009年に上京して活動の拠点を東京に移すが、愛する地元秋田での作品発表にも力を注いでいる。
◆ブログ
http://ameblo.jp/towa-yano/
◆Twitter
http://twitter.com/TOWA0328
◆mixi
http://mixi.jp/show_profile.pl?id=13026789&from=navi
◆連絡先
towa.masaaki@gmail.com
いやあー忘れてた忘れてた、すっかりちゃっかり何もかも忘れてた。

ブログ書かなきゃ!

なんてこれっぽちも思ってないけどせっかく開いたから書こう。

前回の書き込みから約二ヶ月、いくつかのライブといくつかの事件といくつもの喜怒哀楽がわんさかどっさり訪れたが今思い出してみると......全然思い出せない。

とにかく寒い季節がやってきた。
我らが鳥海山もすっかり麓まで白くなり、おそらく全ての登山口に続く道路はすべて閉鎖が完了した事だろう。
もはや山頂はスキルと運を兼ね備えた選ばれし者か、俺のような無茶と無謀を兼ね備えた馬鹿者以外踏み入る事の難しい幻の孤島と化している。

臨みどうり冬は来た。

冬眠する森のくまさんのごとく遠方のライブは無条件に全部断って雪と戯れながらその真っ白なキャンバスいっぱいに詩を書こう、夏と冬はひたすら自分と向き合い続けるのだ。

四季があるとは本当に素晴らしい、いやがおうにも時の訪れ、そして過ぎ去る様のなかに自分が在る事を感じさせてくれる。

さてせっかくの冬のご来訪、いかなるひらめきが天から降り注ぐか。
暑い、とにかく暑い。

標高2200m付近で2ヶ月半も暮らしていると真夏でせいぜい25度になるかならぬか。

今日の下界の気温は30度、体が全く対応できない。

山頂は風があるせいかカラッと乾燥するか、後は白いガスが私は湿気ですよとちゃんと姿として現れるが、この下界の暑い中での目に見えぬ湿気、非常につらいものがある。

やはり環境の違う場所である程度長い間生活すると体はそのつど変化するのか。


ということで。


ためしに10キロほど走ってみた。


ふむふむ。

二ヶ月半ぶりに走ってみたが息が切れない。

ふむふむ。
電気の無い山頂小屋、日の光が朝を告げる。

4時でも6時でもどうでもいい、ただ朝が来て昨日の明日は今日に変わったのだ。
タバコを吸うか、コーヒー飲むか、とりあえずう○ちだすか。
自由とはなんとも面倒くさい、いちいち自分の行動を自分できめ自分で動き出すしかない。
何もしなければ、何も起きない。
昨日書きかけの詞がもう8小節分足りない、もう少しで一曲完成!とゆう所でどうやら力尽きたらしい。
う○ちの前にこっちをひねり出したい。

う゛ぅーん。

ひねり出す時のかけ声はだいたいなんでも一緒のようだ。

う゛ぅーん。

だめだ。う○ちの野郎が先に出たいとわめき出した。外はお馴染みの濡れガス、外輪どころかすぐそこにあるはずのトイレの影、形すら見えない。
いつまでも唸っていてもしかたがない、とりあえずだして食って吸った。
ひと段落して改めて部屋を見渡すとたいそう乱雑にものが散らかっている。
ノート、携帯、電子辞書、ギターにピックにエロ雑誌、ひとまずノートとペンをワンセットだけ残してカバンに詰めるなりビニール袋を被せて湿気から守る工面。
すっかり片付いてもぅザックを背負ってしまえば今期の仕事もいよいよ終了。

ほんの8小節の宿題を残して山を降りる事にした。
戸締まりを確認しいざ憧れの下界へ。
七高へ続く鎖場で振り返るももう深いキリの中。
今期もたくさんの出来事に出会い、事件に失敗、山頂へたどり着いた人の数のドラマ。
7月2日よりここに陣を構え、はたして2ヶ月半で自分は何者かに少しでも近づいただろうか。
全ては下山後の行動や言動、作品やライブの出来不出来に現れてくる。

誰にでもなく手をふる、サヨナラ天国、我が愛しの名峰鳥海山頂とまたしばしの別れ。

もうすぐ山頂には冬が降り積もるだろう。
早朝、使用済みの軽油、灯油のドラム缶とワンシーズン分の空き缶をまとめモッコとゆうヘリコプターで釣り上げる用の網にまとめ作業はほぼ終了。
皆で朝食をたらふく食っていよいよ下山。
迎えの車の都合上私だけ山頂に残り皆を見送る。
強風と雨ガスの中をそれぞれの車のある登山口へむけ消えて行った。

風の音と雨の音、風は小屋を揺らすほどだったがやはり人のいない山は静かだった。

久しぶりにギターをかき鳴らしのどが枯れるまで歌い忙しくて溜まりに溜まったこのブログの記事を書き酒を呑んで寝る。