結婚できるの???天国から地獄
おたんじょーび![]()
普段忙しい彼は、彼女のバースデイの食事の席で
眠りこけた![]()
「忙しくてプレゼントは準備できなかったから今日はこれがプレゼント
」と
彼が準備してくれたのは、
あのりっつかぁるとんでのお泊り![]()
うれしくて、寝ている彼をみても起こる気にならない![]()
食事を終えて、部屋に戻ってごろごろしていると、
とんとん。部屋のドアがノック♪
ドアを開けると
シャンパン
とけぇき
が![]()
そして、ろうそくを立てたら
彼が「はっぴーばーすでい」を歌ってくれた☆
すっごいコテコテばーすでい
私は嫌いじゃない 笑
そして、
「結婚しよう
」といってくれた![]()
![]()
うれしくて何度も「ほんとぉ?」を連発。
そんな夢のような誕生日をすごした![]()
残念ながら
世の中そんなに甘くない!!!
~10年間の軌跡~血は黒かった。
大学生だった私が家に帰ると、
兄の部屋からは元気な笑い声。
だれかと電話をしているようだ。
「ただいま~!!!!」と元気にいう。
そうすると、父が私のところに駆け寄ってきた。
「今日、大変なことがあったんだよ~!!!」
どうしたの?と聞く私。
「お兄ちゃんがお風呂場で首切って救急車で運ばれた」
はい???
意味が分からない話。
そうすると、母が
「家から帰ってきたらね、すごい大きな音であゆ(浜崎あゆみ)の曲がかかっててね、
『うるさい』って怒りに行こうと思ったら部屋にいないの。で、
探したら(そんな広い家ではない)、水の入ってない浴槽の中に
お兄ちゃんがうずくまってて・・・」
と・・・・。
そして、笑って、
「私、眼鏡してなかったから、血が全然見えなくてなんか黒いものがいっぱい落ちててね、
全然血だって気づかなかった」って。
「で、血がいっぱい出てるし、場所が場所だから救急車よんだの。でも、自分で歩いて
乗ったし大丈夫だったよ。」と。
人間の血って、やっぱり黒いんだな。。。と思った。もちろん赤なんだけど、黒いんだ。
そして、それをそんな出来事があった当日から
それを笑い話にする母。強い。
兄も何事もなかったように楽しそうに電話。
兄の首の傷は夏になると毎年少し膿む。
~10年間の軌跡~家族それぞれ
兄の病気を知った母。
母は、ネットで今までの縁のなかったその病気について調べ、
「家族会」や「公演会」があればそれらに
積極的に参加した。
母は、知り合いの選挙事務所で何年も働き、選挙の際は選挙活動を、
それ以外のときは地域の環境問題に取り組んだり、
年配の方を中心としたパソコン教室をしたりしていた。
しかし、選挙で応援していた人が敗退。
事務所をたたむことになった。
そして、兄の病気。いろいろな負の要素が重なった。
「私、落ち込んでるんの。」と明るい声でいう。
声とは裏腹に、兄の病気ではなく、今まで頑張ってきた事務所での仕事が
終ってしまったことに心を痛めていた。
父は、お酒ばかり飲んでいた。
遅くなっても帰ってきたいたのに、ちっとも帰ってこなくなった。
帰ってくれば、母に
「おまえが~」と典型的なセリフを言って酔っ払いの説教をたれる。
私は、それを寝たフリをしながら聞いていた。
大学4年生のときの話だ。
もう大人として歩き出しているこのときに、
私は、父のそういったセリフに悲しみと怒りを覚え布団の中で涙を流した。
母からしてみれば酔っ払いが帰ってこないのは楽なことらしいが、
私は、落ちこんだ母、兄との病気に立ち向かっている母がいるのに、
お酒に逃げている父がとても許せなかった。
なんとなく母を一人にするのが嫌で、
遊びたい時期に夜は早く帰り、
父が帰ってくるまで母のそばで眠ったり、時間をすごした。
兄は相変わらずだ。
部屋にこもり、ブロンにおぼれている。
とくに大きな問題もなく幸せにすごしていた家族のモロさを感じた。
