先日、訪問先の窓から見える子供達。

音楽が僅かに聞こえる。


小学校の運動会だった。

暑い季節を外したのか。

しかも、最近は、平日にやるんですよと担当者。


家族席など無く、立って見学。

家族と一緒にお弁当を食べる光景もいつからか、見なくなったと言う。

事情が有る子、土日も親が仕事の子もいる。

学校も色々配慮がいる時代だ。


たまに訪問時に打ち合わせをしながら校庭を見ると

一クラスに30人も居ないのかなー

少ない体育の授業。


開校 100年を余裕で超える有名な学校だそうだけど、周囲はオフィス中心。高層マンションは、あるけれど、最寄り駅では、私立の制服の子が多い。

どれだけ生徒がいるのか心配になる。


全校生徒が揃う運動会、思った以上に生徒は居て安心した。


通学時間帯に訪問すると、この学校に通う子供達が家族と一緒に登校する姿を見かける。

親が都心勤務や在宅勤務なら、通学に付き添いも出来るんだなー それは、良いなあ。


この学校の子供達、通学風景がとても楽しそうでホッとする。信号で案内するボランティアのお年寄りにきちんと挨拶して行く。


これからも学校の歴史が続いて欲しいなーと思う都心の小学校のお話し。



追記



これを公開してからその学校の歴史を読みました。

子供達が増えて校舎建て替えや増築。

戦争で焼けてしまい、他の学校に間借りした事。

廃校の話しが出た時は、地域の住民の願いにより存続が決まった。

増える子供達が他の学校に別れて行った事。

離島の噴火で島の子供達がやって来たり。


周辺のビルが高層化して来た時も地域の人達のサポートで陽当たりが良い校庭に生まれ変わったそう。


生徒数は、減っている様だけど、開校時から変わらず地域に愛されている学校だとわかりました。

これからも地域の人達に見守られて安心ですね。