ロサンゼルスの火災、鎮火するどころか、地域によっては、範囲が広がっている。

都市開発の方法を考えるべきだと思う。


好きな俳優さんの家も焼失したけれど、避難所でボランティアをしている映像を見て涙が出た。

気の良い役やコメディ系の役が多いのだけど、ご本人の人柄が良いのでずっとファンだ。


ニュースで被災した場所の衛星画像を見ていて山側に建つ家並がどこかに似ている。

両親が一時期、住んでいたハワイの住宅街だ。

以前、アメリカ本土と東京を行き来していた両親は、休暇や寄り道用にハワイに家を借りていた。親戚皆が集まる静養先にもなっていた。



ダイアモンドヘッドの山の斜面を開発した住宅街。

いろは坂風な道路が下から上までを繋ぐ。

常時、誰かが居る訳では無いので住宅街の入口のセキュリティゲートが気に入った。

ゲートから出入りしやすい山の下だけど、遮るもの無く海が見え、海好きなら最高なロケーションだった。

喧騒から離れて良いのだが、火災や災害が起きた時に逃げ道が塞がれる可能性が有った。

住宅街とゲートを繋ぐ道路は、一本。

ゲートを出た先の公道は、何車線も無いので渋滞したら、住宅街から出られない。

ワイキキや空港までの道路もそこだけで逆回りは、何倍もかかる。

道路事情が考えられていない地域。こう言う開発許可を出して良いものなのか?とビビリーな私は、色々調べた。

幸い、両親が借りていた間は、事故も災害も起こらなかった。


ハワイは、多くの物質を本土に頼っているのでハワイだけでなく、本土の災害時には、供給が途切れる不安も有る。

日本は地震の心配は有るけれど、ハワイの暮らしよりは、不安は少ないと思う。


ロサンゼルスの山の尾根に点在する焼失した住宅街、高台に有る住宅の人達の避難の車が渋滞し、車を捨てて避難したそうだ。

きっと、あのハワイの家の周辺も災害時には、そう言う事態になると思う。



亡くなった祖父母もハワイ好きだったけど、ハワイはもともとの住人でないなら、休暇で過ごすのが気楽かな。