久しぶりにアメリカの高校の同級生達と集まった。私はアメリカの高校で二年弱を過ごした。短い間だったけれど、今でも付き合いが続いている。
時間も経過している個人的な経験としてお読み下さい。
アメリカと言うと自由と言う言葉が思い浮かぶ。全面的に責任を持っての自由のはず。
でも、中には好き勝手やる人も多くて、起こす犯罪も多い。だからアメリカは、怖いと思われてしまう。
日本でもおかしな事件が増えてアメリカ的になっている気がする。
アメリカの東海岸での高校生活。
大都市の郊外。
自宅からの通学。
制服は、スカート、ズボンやセーター、ブレザー。ジャケット、スポーツ用など揃っていた。
フォーマルな場では必ずネクタイとブレザー必須。
女の子は、ほとんどが真ん中分けのロングヘア。
私も一時期それに染まったが皆と同じが嫌でショートボブにしたら皆が驚いた。
アメリカの女子は、大人に見られたくて前髪を切らない事が多い。
親の送迎で通学。
地域をカバーするスクールバスはあったが、他の学校も寄るので時間がかかる。
ほとんどの生徒が親の送迎だった。
高校生でも親でない人が迎えに来る場合は、事前連絡が必要だった。
日本の都会の様に電車やバスは無いし、あったとしても危険な場合があり、使わない。
遊びに行くにも親の送迎。
遊びに行くと言ってもスポーツの練習や応援、モールで買い物や映画、友達の家、習い事、時間を決めて迎えに来てもらう。
治安良い地域だったけれど、連れ去りや事故は心配だ。
高校で免許を取れるが、いきなり1人で運転出来ない。日本の仮免?みたいなもので一定期間は、正規免許者の同乗が必要。
そんなだから、遊びに行くにも自由が無い。
アメリカの親も子供達の送迎に費やす時間は、かなりの時間だろう。
バリバリ仕事するお母さん達も多かったので夫婦でやりくりして送迎したり、手伝いの人を雇うとか、経済的に余裕が無いと大変だ。
都心で良く見かけるが、私立の小学校に通う子供達が1人で電車通学出来るのは、日本くらいだろう。
当時、私のパソコンは、両親の目が届きやすいオープンスペースに有り、使える時間は決まっていた。好きに使いたければ、家を出てからにしなさいと厳しかった。
なので他の友達の様に遅くまでチャットなどは出来なかった。
同級生達、高校時代は、皆、真ん中分けのロングヘアだったけれど、さすがに今はキャリア積んだバリバリの人達でカッコいいボスの姿になっていた。
何故、アメリカの女子は、ロングヘアを好むのか?皆同じが安心なのかな?
ネットから借りた写真。
私が通った学校のチアは、ここまでセクシーではなかったけれど皆、ロングヘア。
私は、春夏は陸上、秋はフィールドホッケーをやっていた。
アメリカの高校は、1年間同じスポーツでなく、シーズン制が多い。休む期間も設定されていた。
日本でも高校生活を楽しんだけれど、日米通してやりたかった事は、実は日本の体育会の様な部活動に入りたかった。
アメリカから日本に引っ越した時は、3年の夏前、今から体育会に入る事は出来ず非常に残念だった。
そのせいか、一時期、トライアスロンに夢中になったりしたのだと思う。
今でも日曜日の試合帰りの高校生達を見ると羨ましいのだ。
今振り返ると親の監視が厳しかったアメリカ時代、皆はやたらと大人ぶったりはしていたけれど、日本の高校生の方が自立していた様な気がする。
