私は、祖父母が住んでいた戸建住まい。

昔からの住宅地で区画も広く、

住宅地全体で協定が結ばれている為、

禁止事項も有ります。


洗濯物を道から見える場所に干さない。

売却する時は、区画を分割しない。

集合住宅は建てない。

建物の手入れや庭の手入れ、植栽の量も決まり。

高さや街並みを守る。

まるでアメリカの住宅街の様です。


少数、売却で新しい方が移り住んで来ていますが、皆さん顔馴染み。

我が家の数件先、新しい方が建替中。

前住人ご家族とは、祖父母も私も親しくしていたので転居は非常に残念!

新しい方を宜しくお願いしますと去って行かれました。

高齢になり、手入れが楽なマンションに住み替えとの事。


建替は、お互い様だし、

ハリウッドスターの豪邸ではないので工期が1年を超える事はまず無いし、大きな騒音や振動も解体時くらいだから我慢は出来ます。


でも、解体業者、スタートからまずかった。

解体始めますのお知らせが一帯に配布されたが、工事場所を示す地図には、周辺の個人名と住所が全て載っていた。

しかもかなりの広範囲。

我が家は、門扉に表札は出しておらず、住所の一部のみ表示なので名前の開示は避けられたけれど、皆さん大怒り!


しかも、解体開始日前日の配布。

解体業者は、いつ電話しても居ない、作業時間も書かれていない。

更に悪い事に作業期間がゴールデンウイーク中だった。

やっと繋がり、個人情報が載った配布物は回収され、作業時間、平日の8時から17時となった。


作業が始まったが、雨が多く、配布された期間をとっくに過ぎてもやっている。

朝7時前からどったんバッタン作業。

苦情の嵐。


再度、工期延長の配布と謝罪。


業者のトラックは、ナンバーが壊れ、バンパーも落ちそう。

人の家の前に終日駐車。

食べたものは、その辺に放置。

喫煙しながらの作業。

道路上で休憩、喫煙、ポイ捨ては当たり前。

廃材搬出時には、土砂で道路がドロドロ、砂利だらけ。


ある日、責任者を住宅街の代表が現地に呼びました。

私も立ち会いました。

まあ、何と言うか、まるでち○ぴ○。


ここは、うるせーやつらばかりだから、みんなちゃんとやっとけ!と作業員に声をかけていきなり、道路を掃除し出したのです。

外国人作業員、住民に対しては、日本語が出来ない振りだったのです。


何とか解体造成は、終わり、ただ今建築中。11月までの予定。

聞いた事も無いはるか遠方の零細建設業者。

どれだけのんびりやりますかと言うくらい

作業してるより無駄話しの方が多いのです。


なのに時には、朝6時過ぎにやって来て、暑いから涼んでるんでしょうか?

トラックのエンジンかけっぱなしで待機。

敷地内に充分駐車スペースありますが、道路にトラック止めっぱなし。

数件離れた我が家のパーキング前にピッタリ横付けされ、車を出せなかった時もあります。

大手ハウスメーカーなら、コインパーキング使わせますし、苦情には敏感です。



これを読んだ方で何てうるさい住宅街だ!と思われるかも知れません。

でも、自分の住む住宅街を良好に保つ努力、不動産価値を上げる努力は自らしないといけないと思うのです。


今朝は、工事作業は休みらしいです。

でも、6時からゴミの回収業者がトラックエンジンかけっぱなしでどったんバッタン。

酷すぎます。


家を建てる時はある程度名の通ったメーカーを使いましょうと言う良い手本です。



アメリカに住んでいると、

地域により住宅の大きさが違い、生活レベルもわかります。

良い住宅地街は、税金がビックリの本当に高い!

それは、地域の環境を維持し、学校レベルも上がり、不動産価値も上がる訳ですから、当たり前に払います。


以前、近隣が増築をした時に検査官と近所の住民達が集まり、申請通り増築されたか検査しました。


アメリカの住宅街の場合、道路に面した部分は、変えてはいけない。

道路から見えない裏側は増築は良いよと言う場合が結構あります。

ただ、それでも好き勝手には出来ません。


そこは、昔からの住宅街。

今は、こんな重厚な住宅建てられないだろうと言う様な素晴らしい家ばかり。

皆さん、しっかりメンテナンスして家も街並みも大事にしています。


さて、その検査の日、建築に詳しい住民が指摘しました。

あの屋根部分、1インチオーバーだと。

約2.54センチです。


確かにオーバーしていました。

道路から見えない裏側でしたが、やり直しです。

えー、そこまでやるかと思うかも知れませんが、そこまでやるから、綺麗な街並みが維持されるのです。


勿論、施主は、素人で1インチのオーバーなどわかりませんが、やり直しに承諾しました。



アメリカ最古の住宅街。

建国前からあるエルフレスアレイ。

小さな家が連なっています。

今も現役で住人がいます。


日本は、戸建はなかなか気候で長持ちしませんから、古い家が人気って無いですが、アメリカの家、古い物は高く、人気有るのです。