2011年3月11日
午後2時46分
日本は
計り知れない恐怖と
深い悲しみに包まれました
あれから一年
はたして日本は
「復興」と「絆」という想いを胸に
歩むことが出来たのだろうか
私は一年間
復興に向けて少しでも
尽くさせてもらうことが
出来たのだろうか
「少しでも出来ることを…」
という想いとは裏腹に
自分は何と無力なのだろう…
そう思わずにはいられません
無力感
喪失感
憤り
悲しみ
様々な想いが
駆け巡ります
「もう一年」
「まだ一年」
被災地の方々にとっては
様々な想いで
前を向いて進まれた
一年間だったと思います
一年経っても十年経っても
消えることのない
恐怖と悲しみ
私には想像もつきません
この一年間で合計37回
被災地へ足を運んでみて
私が感じたことは
「人間の底力」
この一言です
もし自分が
同じ経験をしたとき
ここまで強くいられるだろうか…
頭が下がるばかりでした
様々な被災地で
逆に自分が
勇気と力を頂くばかりでした
一年経った今日
私は岩手県の
陸前高田に来ました
一年という月日の中で
震災の報道が少なくなるとともに
世間の人々から
見放されるのでは…
忘れられてしまうのでは…
そんな不安を抱きながら
苦しい生活を
余儀なくされている方々がいます
報道では
取り上げられることのない
小さな小さな集落で
見通しのつかない未来に
不安で涙する方々がいます
一刻一刻を
悲しみの中で
生きている方々がいます
一年経った今も
ご家族が行方不明のまま
生きる希望を持ちたくても
持つことの出来ない方々がいます
原発の事故によって
帰る故郷を奪われ
狭く寒い仮設住宅で
今か今かと帰宅を待ち続け
苛立ちながらも
懸命に生きている方々がいます
目で見ないと分からない
住民の方々の
生の声を聞かなければ分からない
実際に目で見てみると
街の瓦礫は撤去されつつも
復興までの道のりは
まだまだ遠い
テレビや新聞からでは
知ることの出来ない現状が
物資の援助や募金だけでは
埋められない現状が
被災地にはまだまだあります
被災地で生きていくには
たくさんの課題が残されています
そんな現状の中でも
笑顔で話しかけてくださる
婦人会の方々や
漁業連の方々
一緒に遊んでくれる
たくさんの子どもたち
皆さんの笑顔が
私の中にある無力感を
打ち消してくれます
私を奮い立たせてくれます
「いま私に出来ること」
そんなことを言うのは
おこがましい気もします
一言で復興とは言ってみても
私に出来ることは限られていて
何も出来ない自分に
苛立つばかりです
その中で私に出来たことは
被災地へ足を運び
ただただ被災された方々の
声を聞くこと
心を聴くこと
それだけでした
様々な想いの中で
生きている被災者の方々
どうか
どうか
何も出来ない
私を見限らないでください
どうか
どうか
共に復興への道を
歩ませてください
いま私に出来ること
いま私がすべきこと
心に深く深く刻み
これからも
お手伝いさせてもらえたら
と…
一年経った今の
私の想いです
共に歩もう
慈しみの心と
笑顔を胸に
あなたの笑顔が
いつか心からの笑顔になるように
小さな一歩を
大きな一歩に変えていこう
いま一度
心を一つに…
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