お互い好意を持って
付き合い始めたのに
ちょっとした言葉や行動の
行き違いなどによって
良い雰囲気の関係を
築けない場合があります
長く付き合っていれば
尚更このような
すれ違いなどは
経験されているのではないでしょうか
少し難しい言葉になりますが
「顛倒」(てんとう)
という言葉があります
それまで決めつけていた常識を
全く逆に考え
「こう思っていたけど、こうも考えられる」
というように
視点を変えて物事を見ることで
新しい自分の一面に出会ったり
いつもとは違う側面に
気付くことが出来る
ということです
例えば
私たちは約束を守れなかったり
失敗をすると
なにか言い訳を考えたりします
言い訳とは
失敗をした自分の責任を
言葉でバリアーを張って守り
自分には責任がないと
「我を張る」ことです
この「我」という字は
右側に「戈」(ほこ)
という字を書きます
この「戈」(ほこ)というのは
大昔の武器のことです
どういうことかと言いますと
言い訳をするということは
「我」を張り
人を「戈」という武器で
「自分」を守ろうとしているということです
「我」というものは
決して取り除けるものではありません
次から次へと
どんどん出てきます
この「戈」という部分は
親しい相手ほど
大切な相手ほど
出てしまいます
外では我を出さずに我慢できるけど
家では威張ったり
わがままになったりするのは
これがあるからです
我をなくすことことはできませんが
自分は我が出ていると認めるだけでも
柔らかくなれたりもするものです
まず「自分」に固執する気持ちを
そっと
はずしてみる
例えば
待ち合わせの時間に遅れたとします
皆さんは
待ち合わせの相手に
何というでしょうか
「電車が遅れた」
「車が混んでた」
「電話がかかってきて長電話になってしまった」
色々な言い訳を考えていませんか?
言い訳を考えたりするのは
緊張して辛いものです
しかし言い訳をせず
素直に
「出る時間が遅くなってしまった、ごめんなさい」
これを言えるか言えないかで
ずいぶんと変わってきます
素直に認めると
相手も
「大丈夫だよ、急いだから疲れてない?」
というような
気使いの言葉まで出たりします
例えば
恋人同士の場合
自分の相手は
仕事が忙しいビジネスマンやドクターと
付き合っているとします
その相手が
「時間がなく
いつも車に乗る直前や
出かける一分前とかの
細切れの時間に電話をしてくる人」
だとします
これに対して
どう思うでしょうか
「自分の為に
充分な時間をとることが出来ない
自分のことなど
どうでもいいと思っている」
と思うでしょうか
これが原因で別れたりするでしょうか
この考えを「顛倒」させると
「忙しい人が
ちょっとした時間を利用して
電話をしてくれる
短い時間でも話したいと
思ってくれている」
このように
視点を変えて見ることも
出来ないでしょうか
1分しか自分のために使ってくれない
と思うことと
1分の時間でも連絡をくれた
と思うことは
同じことを反対の視点から見て
新しい視点を持つ
「顛倒」の考え方です
そうは言っても
考え方を反転させるというのは
難しいものです
しかし一言でも
「忙しいのに連絡をくれてありがとう」
と言うことで
相手の心もほぐれ
「今度はたっぷり話す時間をつくろう」
常識を反対から見てみると
今までは見えていなかった
世界が広まります
誰かの為に
何かをしてあげようと
思うことは大変で
「なんでこんなことをしないといけないのか」
と思うことでしょう
誰かに何かをしてもらった時
「ありがとう」
と言います
「ありがとう」
と言われたら
「どういたしまして」
と言います
「どういたしまして」
という言葉を
英語にすると
「my pleasure」
と言ったりもします
特に親しい間柄の
相手に使いますが
「私の喜び」
という意味になります
「あなたに何かをしてあげることは私の喜びです」
こんなふうに
相手を思いやることが出来たら
幸せですね
そういう想いを
心がけることが
お互いの仲を
温めることになっていくのではないでしょうか
よろしければポチっとご協力お願い致します![]()