映画好きです。でもあんまり決まった種類の映画を観るわけではなく、とても節操ないんです。
セラピストの土田です。
1、鋼鉄の巨人シリーズ
宇津井健がほぼ全身タイツでスーパージャイアンツ役を演じたヒーロー物です。
1950年代の作品で白黒映像のヒーロー物というのはなんだか不思議な感じです。ちょうど鉄腕アトムに描かれている未来の世界が今もまだ新鮮に見えるような感じです。
銃声なんかもドンとかバキュンじゃなく「ドキン」と鳴る、金属質な音。アクションはとにかくスパージャイアンツが殴る、蹴る、投げるの連続、その繰り返しが気持ちよく眠くなってきますが、時折宇津井健のタイツの上の股間のふくらみに違和感を感じ目が覚めます。ほんとに柔道部の学生に全身タイツを着せただけという感じのスーパージャイアンツ。彼が宇宙船の中で大暴れしているのを見ているとなんだか脱力し心が和みます。
2、落穂拾い
アニエス・ヴァルダ監督による物を拾う人たちのドキュメンタリー。畑の廃棄される野菜、市場のくず野菜、現代でも落穂はいっぱい。お腹に入ればみんな同じという感じ。町の粗大ゴミも何となく拾って飾ってみたりして、、、。
拾うという基本的な行動の中に見られる人々の生活。けして豊かではなくともなんだか落ちつく感じ。きっとぼくも拾うの好きだからだと思います。
アニエス・ヴァルダ監督はヌーヴェルヴァーグの監督の中でも特別なセンスの持ち主だと思います。女性の監督ならではの色彩、連想ゲームのような話の展開、ふとした人々の生活感の捉えかた、とても面白いです。
3、ビーズゲーム
イシュ・パテル監督による小さなビーズだけを使ったアニメーション。ビーズで生物の進化と闘争の歴史をコミカルに描いた短編。太鼓の音に合わせて無数のビーズが動いていくのは快感を感じてしまいます。
同じ監督の『死後の世界』も粘土を使ったすごいアニメーション。粘土で描かれた老人が不気味に変形していきます。でもなんだかこの監督のは人懐っこい感じ、暗い気分にはなりません。あと味スッキリです。
4、夢の旅路
マイケル・ディ・ジャコモ監督によるティム・ロス主演のロードムービー、実はこの映画全部見ていません。ケーブルテレビのミステリーチャンネルをねっころがって見ていたら偶然やっていたのです。
途中からでしたが、とにかく美しいの一言。うっとりします。後半も仕事があり見れず、絶対にもう一度見たい映画ですが、DVDは廃盤、なかなか見る機会がありません。
でもそういう映画が一つくらいあっても良い気がします。実際に全部見たら意外とつまらなかったりしますから。
心の中で膨らませておきます。
映画は初めて見る感覚に驚かされたり、どこか記憶の奥底をくすぐられるような懐かしい感じがしたり、突然アララっという感じで涙が出てきたりいろいろですが、作る人は皆さん大変な労力をかけて映画を作っていると思います。そうして人たちへの尊敬の念を忘れずにこれからも映画を楽しませてもらいます。