弊会で使用している太極総会の教科書には動きの説明だけでなく太極拳の良い所や太極拳について紹介されています
何度か読もうと思ったのですが広東語と英語で適切な日本語がなかったりいつも挫折していましたが「たぶんこうなんだろう」というぐらいで教科書から簡単にご紹介します
怎樣練好太極拳
太極拳は身体を強くし気と血を調和させ身体と心の両方に有益な運動です。その効果を高めるために初心者が練習する時は次の点に注意する必要があります
練習の前にリラックスする必要があります。動きはゆっくり、自然呼吸が不可欠です。太極拳は心と身体が一体となった運動です。無駄な力は使わず意識を持って行う。
たとえば腕を持ち上げるのは両手だけで持ち上げるのではなく意識を使いゆっくりとあげる。意識で動く練習をし続ければ習慣になります。そうすることで呼吸はより深く長くなり身体も強化されるでしょう
初めて太極拳を練習する時は姿勢が正しいかどうか判断するのは簡単ではなく時には迷うこともあります。各流派の太極拳にはいくつかの原則があり、その原則を理解して守っていれば正しいフォームや動きができるようになります
5つのルール
香港太極総会、弊会においても初心者の方には守ってほしい姿勢があります
常に先生が側にいるわけではなく、1人で練習していると「自分のクセ」が出ることがあります
それは時には太極拳の動きを悪くすることがあります
以下のルールは弊会で習う方にお伝えしているものです
太極拳の動きをよりスムーズにするための重要なルールです
5つの基本姿勢も大事ですがその姿勢を作るにはまずは身体の無駄な力を抜くことも大事です
1)頂頭中正
太極拳を練習する時は頭を下げたり上げげたりしないように注意する。頭と背骨が直線になるように保つ。頭の位置と重さが背骨に適切に配置されることで首の筋肉がリラックスします
2)沈肩墜肘
練習時は肩をあげたり肘を張ったり、肘を伸ばしすぎることのないように注意する。これらの動作は姿勢が硬くなり柔軟性も悪くなります。なめらかに動くには肩と肘をリラックスさせます
3)涵胸拔背
太極拳を練習するときには全身をリラックスさせることが基本的な要件です。特に胸部を緊張させないようにする必要があります。自然な姿勢で胸と背中をリラックスすれば呼吸は快適になり気を沈め動きも軽くなります
4)垂臀鬆腰
腰が緊張すると腰から手に力が届きません。またお尻が突き出ていると重心のバランスも悪くなり、姿勢も美しくありません。腰に力が入っていると姿勢や方向を変えるのが難しくなります。腰をゆるめると全身も緩みます。お尻と脊髄はなだらかで垂直気味です。腰と股関節が柔軟になるだけでなく循環器系にも良い効果が得られます
5)虚實分清
太極拳の動きは特定の動きを除いて主に片脚で重心支えており両足が交互入れ替わり常に虚実があります。前の脚が虚であれば重心が乗った後にある足は実である。 後ろ足が虚すなわち重心のある前の脚が実であること。両足に重心があると動きが妨げられます。練習する際には虚実をはっきりさせることが大切です。
さらに上達するために
1)たくさん練習すること。できれば毎日練習をする
2)教師が他の人に教えている時は自分のことでなくても注意をして見る。それにより動きの理解力を高めることができます
他の人が練習しているのを観察して自分と比較し良い点は学び悪い点は修正することで技術を高める
3)ある程度動けるようになったら動作についてよく考え研究し経験を積む
4)教師にたくさん質問をする。分からないところは時間を置かずにすぐに質問をする
参考:香港太極総会「太極拳述要」より
ヨガ、ストレッチ、ウォーキング…どんなに身体に良いとされている運動でもやり方を間違えるとその運動効果を得ることはできません
また間違った動きは身体を傷めることにもなります
太極拳は(だけじゃないけども…)見た目は簡単そうに見え出来たつもりになりますが外見だけでなく身体の内側も重要です
動きを覚えていなくても5つの基本ルールを守れば一連の動きがスムーズになります
読んでいただきありがとうございます
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