柳生忍法帖を10倍楽しめるかもしれない大人散歩~フィクションに彩り添える史実かな~ | 五・七・五で語る宝塚~タカラヅカ川柳~

五・七・五で語る宝塚~タカラヅカ川柳~

宝塚歌劇の世界や宝塚あるあるを川柳で表現しています。
他、宝塚歌劇の観劇記録/宝塚関連遠征記録/宝塚備忘録

ただの五七五でぜんぜん川柳になってなくてごめんなさい

 

星組で柳生忍法帖が上演されるので、先日、東海寺に行ってきました。

東海寺は沢庵和尚のために徳川家光が建てたお寺です。

柳生忍法帖だと江戸の拠点として、堀の女達が隠れていた場所になります。

 

東海寺は、京急線の「新馬場(しんばんば)」という駅から5分ぐらいのところにあります

第一京浜と山手通りの交差点を右折するとマンションの敷地入り口にいきなり東海寺の門柱があるのですがここからは入れないようでした

(地図上の昔の門?とかかれたところ)

そのまま道なりに山手通りを大崎方面に歩くと公園があるので、ここを左に曲がると東海寺の入り口がありました。

(最初に行った時は15時をすぎてしまい、閉まっていました)

中に入るとこんな感じ。ザ・禅寺といった風情でシンプルな感じがします。

寺務所?らしき入り口にはこんな立て札が・・・

用がある人はこの木槌で叩くのじゃ、と沢庵和尚(天寿光希さん)が言いそうなセンスの文章です

御朱印はないそうです。(禅寺だとないものなのかな?)

この場所からすぐ近くに旧東海道が江戸城まで伸びているので、(輝咲玲央さん演じる)加藤明成が気絶していた竹橋御門までは歩いて2時間はかからないかと思います。

 

で、沢庵和尚のお墓ですが実はこの寺の敷地内にはありませんでした。ここから更に大崎方向に10分ちょっと歩いた小高い丘の上に

沢庵和尚は眠っていました。

沢庵の墓の敷地内には賀茂真淵(かものまぶち=江戸時代の国学者)も一緒に眠っているようです。京浜東北線の線路脇にお墓があるのであまり静かに眠れませんね

こちらが墓の入り口(↑)

こちらが沢庵の墓(↓)

柳生忍法帖は、お話もさることながらやっぱり史実の人物や場所を使っているところに面白さがあるかと思います。

(ベルばらもそうですけど)

品川から伸びた旧東海道沿いに歩くと昔の本陣(大名が宿泊するための施設)跡とかあって、ほのかに江戸の風情を感じることができます。
東海寺近くの品川神社も(東京十社の一つで)ちょっとしたパワースポットなので御朱印集めをしているのであれば立ち寄ると良いと思います。
なかなか時間がないと行けない場所かと思いますが、柳生忍法帖の世界を楽しむには十分な大人散歩でした

 

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村